いじめ自殺未遂に開き直り。教育委の呆れた逆ギレと逃げた北杜市長

 

編集後記

今回の北杜市のいじめ自殺未遂事件は、本当に驚きました。

愛知・名古屋の件もなんじゃこりゃ!?となって、継続事案として追跡していますが、これまた、どーなっているの!?です。

私の本職というか、本来の範疇はいじめの証拠や情報を収集することですが、こんな学校、地域行政、教育委員会では、どんなに誰もがいじめだ!となる証拠を掴んでも、それが活かされることは絶対にないと言えます。

真実を捻じ曲げ、いじめをいじめとして認めない。一方で加害者は助長し、いじめの成功体験として、以後、よりひどいいじめを行なっていくわけです。これは加害者に対しても、いじめをしないようにするための教育指導を放棄していることになりますから、それはそれで罰かもしれません。

以前、別の機会で取材に応じた東京MXの「5時に夢中」という番組で、マツコデラックスさんが、「証拠があれば学校がいじめの対応ができるっていうなら、探偵さんに頼らなくてももっとちゃんとやっていると思うの。もちろん、そういう専門の人の方が向いていることもあるんだろうけど、結局、学校は対応できないんじゃないの?いじめには

この意見、私はこの人は鋭いな、本質も容易に見抜くなと思ったのです。

なぜ、私が探偵調査業務でのいじめ介入のみでは不十分だと感じたか、NPOを立ち上げ、無償化していじめを追うのか、それはこのマツコデラックスさんと同様の感想を何度も持ったからです。

どんな良い武器を持たせても、道具を持たせても、その使い手がダメなら何の意味も無い

もはや、教育界はここまでいじめ対策に成果を出せていないのだから、いっそ、法務省とか別機関に介入してもらって、手放してはどうか。2017年度のいじめの数は9万件以上増加し41万件となったそうです。もう限界では無いでしょうか。

学校が子供達が苦しむ場でないところになるように、私たち大人は、全力を尽くす時ではないかと思います。仮に、私一人でも、行動し、それを示します。

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社会問題を探偵調査を活用して実態解明し、解決する活動を毎月報告。社会問題についての基本的知識やあまり公開されていないデータも公開する。2015まぐまぐ大賞受賞「ギリギリ探偵白書」を発行するT.I.U.総合探偵社代表の阿部泰尚が、いじめ、虐待、非行、違法ビジネス、詐欺、パワハラなどの隠蔽を暴き、実態をレポートする。また、実際に行った解決法やここだけの話をコッソリ公開。
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