いじめ自殺未遂に開き直り。教育委の呆れた逆ギレと逃げた北杜市長

 

なぜ、いじめと自殺未遂を無関係としたがるのか?

この一連のいじめ事件について、学校が作成したという書面がある。数十枚に及ぶこの報告書は、作成者が書かれていないが、当該中学校によれば、学校長が作成したのだという。

この内容がすごいのだ。

この報告書の主旨は、親子関係に問題がありA子さんは自殺未遂まで追い詰められたのだということなのだが、そこには、教員らがA子さんとよく関わり精神的な支えであったとされている。

ところが、学校長はまず、A子さんと直接話したことはほぼないと言える状態であり、そんなことだから、教員らが精神的な支えにはなってはいない。むしろ、不信感すらあった

さらに、担任教諭や学年主任などの教員とA子さんや保護者が会っていない日時の記録や会話の内容がある。

こうしたねつ造は、録音や書面記録などで容易に否定できるものが複数ある。

この報告書を分析したが、1項目に相反する内容があったり、児童虐待を思わせる内容があるが、これについて児童相談所への通報や相談などは一切存在しない

裏を返せば、学校の通報義務が機能していないことにもなるが、事実、虐待はなかったのであるから、通報や相談がないのは当然なのだ。

例えば、1項目の中に「親子関係は口をきかないほどに悪い」という趣旨が書かれているが、そのすぐ後に、「親子関係は良好な様子だった」という趣旨が書かれている。

これは、もはや架空のストーリーで被害家族を陥れるために作られた捏造報告書、いや、フィクションドラマの杜撰な台本とも言える。ただ、こうした内容は、「重大ないじめなど起きない!」としたい北杜市教育委員会には都合が良かったのかもしれない。だから、市の担当者は、ろくな調査もせずに、いじめと自殺未遂は無関係だというのだ。

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