世界的戦略家が猛批判。「極端な保守派」が日本を滅ぼす理由

shutterstock_1015959856
 

日本がこれまで放置してきたと言っても過言ではない「少子化問題」ですが、解決策は未だに模索中です。有効な手立ては見つかるのでしょうか。国際関係ジャーナリストの北野幸伯さんは無料メルマガ『ロシア政治経済ジャーナル』の中で、世界的戦略家の著作を引きながら、少子化への「政策」が日本衰退を食い止める為の最重要課題である根拠をわかりやすく解説しています。

大戦略家ルトワックは【少子化問題】をどう考える?

北野の新刊発売になりました!

この本は、90%ぐらい国内問題を扱っています。そして、「少子化問題」についても、たくさん書いている。日本の人口は2050年には1億人を切る。2100年には5,000万人を切るこれから80年で、なんと7,000万人減少する(!)という予測です。そして、約900(!)の自治体が消滅する可能性がある。

kitano20181205-1

日本の生き筋 家族大切主義が日本を救う
発行・育鵬社 発売・扶桑社

「少子化問題」については、いろいろ立場があります。

1.少子化問題なんて全然問題じゃない」という立場

「人口が減っても、生産性を向上させることで、経済は成長する」とか「日本より人口が少ない国は山ほどある。一人当たりGDPを高めれば問題ない」といった主張。

2.少子化は不可避だから対応しなければならない」という立場

「高齢者にもっと働いてもらいましょう!」「女性にもっと活躍してもらいましょう!」「移民を大量に入れましょう!」「AIを活用して、人が減っても経済がまわるようにしましょう!」など。これらの「対策」はいずれも「少子化は不可避」という大前提をもとに構築されています。

3.少子化問題は解決できる政策で出生率は増やせる!」という立場

これが私の立場です。というのも、世界を見渡せばそういう例がたくさんありますから。今回の本では、出生率を1.16から1.75まで上げたロシアの秘策について書いています。

さて、皆さんは1.から3.までどの立場?実をいうと、それぞれ一理あるんですね。確かに、人口が減っていても経済成長は可能です(例、2000年~08年のロシアとか)。あるいは、日本の65歳はまだまだ若いので、どんどん活躍していただきたい。それに、女性だって、どんどん活躍していただきたい。AIだって普及が必要。「AI」とまでいかなくても、スーパーにいけば「無人レジ」が登場していますね。たくさん無人レジがあり、「指導員」が一人いるだけでまわっている。

そして、「出生率を増やすことができるのもまた事実。今日は、「世界最高の戦略家ルトワックさんは、「少子化問題」をどう考えているか、ご紹介します。

印刷する

人気のオススメ記事

  • 世界的戦略家が猛批判。「極端な保守派」が日本を滅ぼす理由
    この記事が気に入ったら
    いいね!しよう
    MAG2 NEWSの最新情報をお届け
  • ついでに読みたい