それは本当に「些細なこと」か。常連客があなたの元から去る理由

 

実際に、私の友人から聞いた話で、仲の良い美容師さんのお店へ通っていたら、予約時間を間違えられていたり、カットをしている最中に、突然遊びに来た友人と会話を始めたりということがあったそうです。文章だけで見ると、とんでもない話に見えますが、当の美容師さん本人は、些細なことだと思っていたはずです。おそらく、常連だからと、安心していたのでしょうね。結局、その友人は、何も言わずにその美容室から離れることになり、今では別のところで、髪を切ってもらっています。

慣れれば慣れるほど、そういう些細なことに対する意識が緩くなってきてしまい、知らぬ間に相手を不快にさせてしまうことになるのです。そして、友人が少なくなったり、仕事で協力してくれる仲間がいなくなったり、お客様に見放されたりします。

あなたが、よく一緒にいる人とのことを、少し思い返してみてください。家族でも同僚でも、よく来てくれるお客様でも、誰でも構いません。その人たちと接している中で、自分にとっては些細なことだと思っていることはありませんか?それは本当に、その相手にとっても些細なことなのでしょうか?

この判断を間違えると取り返しのつかないことになりかねません。日頃から、注意しておきたいですね。

今日の質問です。

  • あなたが些細なことだと思うことは何ですか? どんなことでも良いので、書き出してみましょう。
  • それは、接している相手にとっても、些細なことですか?

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【著者】 坂本りゅういち 【発行周期】 日刊

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