無宗教状態の日本だからできる、クリスマスで子供を成長させる術

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クリスマスと言えば、ケーキにチキンにプレゼント。とくに子どもたちが大喜びするのがクリスマスプレゼントです。親御さんにしてみれば、子どもが喜ぶ顔を見るのは幸せなものですよね。でも、プレゼントで子どもの物欲を満たすだけというのも淋しくありませんか?今回の無料メルマガ『システマティックな「ま、いっか」家事術』は、著者の真井花さんからの、クリスマスを「人をケアする気持ちを育む機会にする」という提案です。

クリスマスプレゼント

さて、本日はみんな大好きなもののお話。

12月と言えばクリスマス。キリスト教とはなああああーーーんの関係もない我が家ではまったくなあああああああんんにもしないんですが(^Д^)、世間的には大騒ぎですよね。町には巨大なツリー、美しいイルミネーション、ここぞとばかりにケーキとチキン。こういうとこ、日本人は宗教的に寛容というべきか習俗化が好きというべきか、みんなヘーキでクリスマスを祝いますね。

こういうときに騒ぐのは、なんといっても

  • 子供たち

じゃないでしょうか。なんだかお祭りっぽいし、キレイだし、ご馳走が食べられるし、プレゼントももらえちゃったりなんかしちゃって。ここで騒がないでいつ騒ぐくらいのイキオイですよね。

きっとお子さんにプレゼントを用意する親御さんも多いと思いますガ!

・それだけにしないで

ほしいんです。それだけって「プレゼントをもらうだけ」ってことですよ。

子供と大人の違いのひとつは

  • 他者をケアすること

だと考えています。子供は大人からケアを受ける存在であり、逆に言えばケアを受け続けているかぎり「子供」なのです。子供は、まずは自分のことを自分でケアできるようになり次にいよいよ他者をケアする側に回るのです。

これは一朝一夕にできるようになることではなく、いろいろな経験を積んでようやく出来るようになるんですよ。

でね。ここでいう「いろんな経験」とは、端的に言って、ケアしてくれている人のマネをしてみることだと思っています。

  • 洗濯物をたたむ
  • 食べ終わったお皿をシンクに運ぶ
  • お風呂にお湯を張っておく
  • 夜寝る前にはドアや窓に施錠する
  • ミルクや麦茶を補充しておく

文字通りすべての家事は、子供をケアするためのものですよね。これをひとつづつマネして担当していくうちに、ケアの全体像が理解できケアの大変さとソコに込められる責任と愛情を感じ取れるようになるのです。

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