嵐で飛んだマンション駐輪場の屋根が車を直撃。誰が弁償するのか

 

改めて、こう書いてみると、マンションで発生が予想される事故もいろいろあり、マンション総合保険に施設賠償責任保険、個人賠償責任保険を付けていても、補填されないものもあります。保険料の値上げも検討されていますから、保険契約の内容をよく見直し、個人で備えてもらわなければならないものについては、居住者にしっかり広報する必要があると思いました。

また、次の更新までに、保険の内容と建物付属施設植栽等の見直しを並行して進める必要があるかもしれません。駐輪場の補強工事や倒れにくい樹木への変更を検討し始めた管理組合もあります。

今年、豪雨、台風被害がなかったマンションでは、実感がないかもしれませんが、これから、地球環境の変化で超大型台風の襲来が恒常化するともいわれます。ぜひ、早めに、保険内容の確認見直しから始めてください。

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【著者】 廣田信子 【発行周期】 ほぼ 平日刊

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