よく成功事例から導き出されたものを体系的にまとめノウハウとして使われますが、はっきり言って、そんなもんはどうでもいいのです。「大事なのはあなたにとって何が重要か?」ということです。
つまり、成功事例から導き出された体系的且つ再現性のある手法やノウハウというものは、コンサルタントにとっての武器にこそなれ、あなたにとっての武器になるかどうかではありません。
「この成功事例から、あなたの会社でもこの手法は必ず有効ですよ」といってくるコンサルタントは、単に営業上手であり、あなたにとって不要かも知れないものに対してさも価値があるように見せているかもしれません。もちろん、全てがそうとは言い切れませんが…。
では、逆に成功事例を語らないコンサルタントがいいのか?って思うかも知れませんが、問題はそういうことではなくて、「コンサルタントが成功事例を語るのは営業・プレゼンである」ということを十分に理解して聞くようにすることです。そうやって成功事例に耳を傾け、信頼のおける場合は、コンサルタントに相談・依頼すれば良いのです。
とにかく「状況がヤバイからなんとかしたい!」「今すぐ手を打たないと!」というだけで、聞こえの良い成功事例になびかないことです。99%失敗します。
■今日のまとめ
「コンサルタントにとって成功事例を語るのは営業である」
- 成功事例から学ぶということはどういうことか?考えノートにまとめる。
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