秀吉も見上げた楼閣。この春、京都の空に五重塔と桜吹雪を愛でる

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五重塔はただのタワーではなく、地・水・火・風・空と仏教の世界観を体現しており、だからこそ見る人に深い味わいを与えるのでしょう。今回の無料メルマガ『おもしろい京都案内』では著者の英 学(はなぶさ がく)さんが、京都にある4つの代表的な五重塔について、創建の歴史・建築様式・足を運ぶべき時期などを含め、その魅力を余すところなく紹介しています。

4つの五重塔

新幹線など電車の車窓からも見ることが出来る五重塔は多くの方に馴染みがあるでしょう。また、清水寺に向かう途中で見る八坂の塔の名前で親しまれている五重塔は京都らしい情緒を感じさせる撮影スポットとしても有名ですね。

今回はその他に御室御所として有名な仁和寺と、醍醐の花見で有名な醍醐寺に建つ五重塔など京都市内にある4つの五重塔をご案内します。

東寺の五重塔

kyoto20190207-1image by: 京都フリー写真素材

東寺の五重塔は、826年に弘法大師空海が創建したと伝えられています。これが初代の東寺の五重塔です。現在の五重塔は、1644年に徳川家光が再建したもので5代目です。過去に4回も落雷など火事で焼失しています。

東寺の五重塔の特徴はその高さにあります。現存する日本の木造建築物の中でで最も高く55メートルあります。五重塔の前には瓢箪池という池があります。この池は五重塔が傾いた時に元に戻すために作られたと伝わっています。年に何度か特別拝観できる時期があって、内部を見ることもできます(さすがに上まで上るとかは出来ませんが)。

おススメの時期はやはり春の桜と秋の紅葉と一緒に眺める五重塔は見事です。

醍醐寺の五重塔

kyoto20190207-2image by: 京都フリー写真素材

醍醐寺の五重塔も歴史は古く、904年に創建されたものです。この五重塔、実は当時のままなんです。現存する五重塔では京都府最古のものとされます。

高さは38メートルで、東寺の五重塔よりは少し低いですが、真下から見上げるととても荘厳です。高さの割に屋根が大きく、一番下が最も広く、上に行くほど狭くなっていてずっしりとした安定感が感じられます。

特徴的なのは色です。だいぶ色あせてはいますが、醍醐寺の五重塔はには朱色が施されています。赤い五重塔というのも結構貴重だと思います。

醍醐寺は秀吉が醍醐の花見を開いたことでも有名なお寺です。やはりおススメは桜の時期に是非立ち寄って頂きたいと思います。

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