友達付き合いよりももっと大事なこととは
大事なこと。私の言葉で言えば「ライフワーク」です。
自分がしたいこと、やりたいこと、好きなこと、面白いこと、楽しいことって何?ってわけだし、やりたくないこと、嫌いなこと、面白くないことって何?ってわけです。
例えば、私なら友達と飲みに行くのは好きですけど、話をする楽しさもありつつ、そこで供される料理にものすごく興味があります。だから、一緒にいて飽きない奴とは「飲みに行ったらカウンターに座り、そこで出される料理や酒について大将とあれこれ話をする」という点が共有できる人です。カラオケは何が楽しいのかいまだに理解ができないので、「2次会、カラオケ行くけど来る?」って誘われたら、「あ、ごめーん、帰るわ~」と辞して、一人でバーに飲みに行ったりします。これ、あくまで私の価値観ね。カラオケが好きな人はどんどん行って楽しむのが正解ですよ。
ちなみに、そんな時に「えーっ!!もったいないー!楽しいのにー!行きましょうよ~!!」とか言われると、即座にロックマンを起動させ、今後の付き合いについて考えます。そのせいか、私の周りの人たちは「えー?行かないんですか?じゃあ、また~!」とあっさりした人が多く、とてもありがたいです。
Gさんはどんな人生を創造していきたいのでしょう?何が好きで、何がやりたいのでしょう?
私はカウンセリングやセミナーが大好きだし、こうして文章を紡ぐのも好きです。あと、20代の頃は女の子が大好きだったので、「男同士で飲みに行く意味が分かんねー」と思ってたりもしました。(え?過去形?今もじゃねーの?とか言わない、言わない、言わないの!!)今は家族が好きなので出張してないときは家にいます。(なので大阪や京都の名店はほとんど知らないんです。)
好きなことややりたいことにエネルギーを注ぐと、そうでないことに時間やお金を費やすことが「無駄」に感じられるようになります。そして、好きなことややりたいことにエネルギーを注ぐと、それにふさわしい人間関係もできあがっていきます。
これは私の体験だけでなく、多くの方々が体験されていることです。
なので、Gさんは「お母さんとの心理的距離を取る」という戦法を取ってもいいし、「いい子を卒業する」というテーマを掲げるのもいいのだけど、その方向性を「ライフワークを生きる」に設定してみたらどうかな?と思うのです。
これからの時代はますます好きなことややりたいことができるようになっていきますから、そこにこだわって人生をデザインしていきたいですよね。
もちろん、これは年齢は一切、関係ありません。50代の方にも私、同じこと言ってますから。
Gさんはもしかすると「人と仲良くなること」にそれほど興味がないのかもしれません(笑)だとすれば、もっと興味のあることにエネルギーを向けることをお勧めしたいのです。
真っ白いノートを広げて、「さあ、どんな風に生きようか?」を自由にデザインしてみてください。
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