また、これらの原因もさらに「掘り下げる」ことも必要だ!例えば、「準備不足」にしても、これも様々な原因が考えられる。
- 仕込みの量が多く、仕込みの時間が足りない
- 発注ミスが多く、どうしても、仕込みが足りなくなる
- 売上に対しての予測が甘い
- 遅刻する人が多く、本来の仕込みをやる時間を確保できていない
- 新人が多く、「教えながら」なのでどうしてもスピードが遅くなる
などなどが考えられ、また、これらもさらに「原因」がある場合もある。
このように、「問題改善」を図る場合、上記のように「原因追及」することが大切で、そのためにも「掘り下げ」を“何度も何度も”行うことが、実はとても重要なのだ。
そのため、僕が各ご支援先で「問題改善」を図る場合、「なぜを5回やろう!」と話している。
すべての原因追及のために、「なぜを5回やる」というわけではないのだが、5回ぐらい掘り下げることができないぐらいまで掘り下げることができれば、「根本原因」に行きつくからだ。
この「根本原因」が分かれば、意外に、問題改善の行動は非常に簡単になる。だからこそ、「根本原因」を見つける、掘り下げ(なぜ5かい)が重要だということだ!
どんな問題も「根本原因」が解決しないと、仮に、「解決した!」と思っていても必ず「問題」が再発する!
問題が再発しないよう、「根本原因」を見つけ出し、この「根本原因」を解決する事こそが、本当の「問題改善」であると認識し、常日頃から「なぜを5回やる」ことを習慣化してもらいたい!
そうすれば、問題はどんどん解決していくはずだ!
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