ダメな販売員の典型例。若い客が買う気を無くす「イヤな接客」

 

でも、売れる販売員って、まず、こういうことをやりません。たとえ相手が学生であるとわかっても、丁寧な応対は変わらず。時として、あまりに丁寧すぎて距離感ができすぎると判断した時も、敬語を少し軽くする程度で、タメ口にまではなりません。もちろん、所作も丁寧さは保ったままです。

しかし、これが本来あるべき姿でしょう。何度も通ってくれて、顧客と呼べるくらいの仲になっているのであれば、タメ口を使って話をするのも良しとされるかもしれません。

ですが、お客様は、誰であってもお客様です。販売員とお客様の関係というのは、上も下もあるようなものではありませんから、敬意を持って接するのは当然のこと。だったら、勝手に距離感を判断して、タメ口を使ったりしてはいけません。距離が近くなるまでは、やはり丁寧に接して、より高い満足を得てもらうことが大事です。

相手が年下だからと、勝手に自分が格上にでもなった気分で接してしまってはいないでしょうか?そこに本来の人間性はあらわれる気がします。

今日の質問です。

  • 相手(お客様)がどんな人だと、話しやすさを感じますか?
  • つい丁寧さを失わないためには、どんな意識で接する必要がありますか?

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【著者】 坂本りゅういち 【発行周期】 日刊

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