新元号「令和」の元ネタが中国でも「盗用」には当たらない理由

 

「令」は、非常に厳しい時代が始まるという意味

万葉集に記された梅花の宴の序文の「令月」とは、新しいことを行う月であるけど、非常に厳しい始まりであるという意味の」なのです。置かれた立場に、吹きかける風が和らいでいること、これは山上憶良達の歌仲間の存在なのかもしれません。せめてもの救いであるという事を言っているようです。
「令和」は決して陽気に浮かれて活躍していきましょうという時代を意味しているのではないのです。一人一人が大きな花を咲かせることを歌っていたのでもないのです。ただ、厳しい中でも友との安らぎがあれば乗り切ることができると歌っていたのです。

だからこそ、新しい時代「令和」には、身を引き締めて臨まなければならないと考えるのです。そして、真の仲間を見つける時代にしたいと思うのです。

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