ポスト安倍のダークホースは菅義偉氏というこれだけの客観的証拠
菅氏は秋田県出身。高校卒業後に集団就職で上京し、大学卒業後に小此木彦三郎元議員(神奈川)の秘書を経て議員となった苦労人だ。しかも安倍首相の側近として与野党議員や官僚達を間近で見てきた。それだけに人を見る眼力に優れており、いまや官僚や若手議員に一番恐れられている。議員になって機会があったら、トップを目指さない人物はいないといわれるのが政界の常識である。
安倍首相退陣後に菅氏が安倍首相を担ぎ上げて成功したように若手が菅氏に結集し、外交や外国の要人とのパイプを強めれば現実性を帯びよう。また安倍首相も応援にまわらざるを得まい。
(財界 2019年4月23日 第493回)
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ジャーナリスト。1942年生。慶応大学経済学部卒業後、毎日新聞社入社。大蔵省、日銀、財界、ワシントン特派員等を経て1987年からフリー。TBSテレビ「ブロードキャスター」「NEWS23」「朝ズバッ!」等のコメンテーター、BS-TBS「グローバル・ナビフロント」のキャスターを約15年務め、TBSラジオ「森本毅郎・スタンバイ!」に27年間出演。現在は、TBSラジオ「嶌信彦 人生百景『志の人たち』」出演。近著にウズベキスタン抑留者のナボイ劇場建設秘話を描いたノンフィクション「伝説となった日本兵捕虜-ソ連四大劇場を建てた男たち-」を角川書店より発売。著書多数。NPO「日本ニュース時事能力検定協会」理事、NPO「日本ウズベキスタン協会」 会長。先進国サミットの取材は約30回に及ぶ。
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