ついに日高屋、てんやも参戦。低価格とんかつ戦争が激化する理由

2019.05.13
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満を持してのとんかつ業態復活

実は同社は、大宮駅の東口で、15年に「とんかつ かつ元」を出店して話題となり、軌道に乗りかけていたが、火事に巻き込まれ16年末にやむなく閉店していた。その後、昨年7月には東口に「大衆酒場日高」をオープンした際、ランチメニューで、「かつ元」のとんかつを復活させ、閉店を惜しむファンに喜ばれていた。そうした経緯もあり、東口から西口へと立地は変わったが、満を持してのとんかつ業態の復活である。

同社・広報担当によれば「店名こそ変わりましたが、四元豚を使ったロースかつをメインに据えたメニュー。日高屋と同じくちょい飲みできることなど、かつ元と内容は変わっていません。かつ元は不運な終わり方でショックを受けましたが、もう一度チャレンジしてみようというわけなのです」と、出店の経緯を説明している。

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メインのロースかつ定食は780円。先に券売機で購入するのが、「日高屋」との違いだ。なお、かつ丼も同額である。

四元豚とは4種類の純粋品種の豚を掛け合わせて味の改良を行った雑種の豚。「とんかつ日高」で使われている「麦そだち四元豚」は、チェスターホワイト、ランドレース、ヨークシャーを掛け合わせた母豚に、デュロックの雄を交配。肥育には、成長促進剤抗生物質の使用を禁じ、大麦・小麦を中心にオレガノなどのハーブを加えた特別な飼料で育てている。一度も病気をしていない健康な豚のみを国内で流通させている。良質な飼料で育てられ、癖がなく、甘みのある脂身、サシの多い肉質で、日本人好みのやわらかい食感となっている。同業他社との差別化のポイントだ。ちなみに、日本の食用豚は三元豚が主流である。

この他、かつ丼、ヒレかつ、から揚げ、カキフライ(期間限定)、各種フライとエビフライのセットなどが販売されている。定食のセットで提供される、なめこ汁、コシヒカリのご飯への評価も高い。串揚げ、もつ煮、枝豆などのちょい飲み用メニューも揃えているが、立地的にあまり出ないかもしれない。

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ハイディ日高では、とんかつ業態も他ブランド化の一環と考えており、現状は実験段階にある。一定期間の観察の後、大衆に受け入れられると判断すれば、多店舗化に踏み切る意向だ。

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