ピンチをチャンスに変えるという言葉がありますが、時に偶然が、ピンチをチャンスに変えることもあるようです。ですが、決してそれは待っていて起こりうるものでなく、ピンチのときに何を察するか?ということがカギです。
和寒町の農家では、野菜不足で困っている人達を見て、思い出したように雪に埋もれたキャベツを掘り出しました。そして、実際に食べました。この行動が、市場を救い、自分達農家も救ったのです。
もしこれが、ひねくれた人やボッーとしているだけだったらどうでしょう?野菜不足で困っている市場を冷ややかな目で見て、「いわんこっちゃない」なんてつぶやくだけで、雪の中のキャベツを試食せずにそのまま処分していたかもしれません。
商売やビジネスでは失敗することの方が多いです。ピンチに陥ることも多々あります。それらを乗り切るためには、備えだけでなく、失敗やピンチの瞬間に、深く考えるのではなく直感的にその事態を見抜く、洞察力も必要です。その洞察力があって、備えが活きてくるのです。そして、その一連が、ピンチをチャンスに変えてくれるのです。
ということで、洞察力を磨くために今日からどんな取り組みをしましょうか?
■今日のまとめ
「洞察力を磨くことで、ピンチをチャンスに変える力を養う」
- 目に見えない失敗やピンチに対処すべく備えに必要なことをノートに列挙する
- 列挙したことについて準備する
- 準備したことをいつでも活かせるようにするために洞察力を磨く
- 洞察力を磨くためにどのような取り組みや訓練ができるか?考えノートに書き出し、実践する
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