ミスを犯した時も同じです。
新人スタッフさんが何かミスを犯したりして、それを修正するための指導をしようとする時、しばらく時間が経ってからやろうとしても、なかなか覚えることができません。それは、そのミスをした時の情報が薄くなり、ミスをした状況がわからなくなっているからです。
ですから、落ち着いた状態でミスをしないように意識ができたとしても、また同じような状況に陥ってしまうと、同じミスを犯します。
褒める時でも同様。
褒められるようなことをしたとして、後々になって褒められたとしても、その時に何をやっていたかがよくわからないという人は少なくありません。それよりは、褒められることをした瞬間に褒めてもらえると、「これが良いことなんだ」という理解がその場でできます。
そういうことを繰り返すことで、次第に、できる人材は育っていきます。
どんなことでも、その場で即座にできるということはとても重要です。
今日の質問です。
- 後になってやろうと思ったことで、ついつい忘れてしまうようなことにはどんなことがありますか?
- その場その場で、即座にやるためには、どんな工夫や意識が必要ですか?
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