ブランド力世界1日本の課題は?
日本のほかにランキングが高いのは?
2位はノルウェー(前回6位)。3位スイス(同2位)、4位スウェーデン(同4位)、5位フィンランド(同13位)と続いた。上位の国々は総じて、生活の質や環境へのやさしさなどが高く評価された。
(同上)
欧州、中でも北欧が高い評価を得ていますね。そして、これらの国々は、労働時間が日本より全然短いのに、日本より一人当たりGDPが高いのです。ブランドランキング2位のノルウェーは、世界で3番目に労働時間が短い(日本は17位)。一人当たりGDPは、2017年世界4位。(日本は同年25位)。ブランドランキング3位のスイスは、世界で8番目に労働時間が短い(日本は17位)。一人当たりGDPは、世界2位(日本は25位)。ブランドランキング4位、スウェーデンは、世界で9番目に労働時間が短い(日本は17位)。一人当たりGDPは、世界12位(日本は25位)。ブランドランキング5位、フィンランドは、世界で11番目に労働時間が短い(日本は17位)。一人当たりGDPは、世界17位。
日本は「ブランド世界一」という評価に慢心せず、さらに改善を進めていくべきでしょう。その方向性は、「瀕死の会社教を延命させる措置」ではなく、「国民に余裕と豊かさを与える」方向であるべきでしょう。
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