[12]何が最大の障害で、あなたがそれに対処するため、私達は何を手伝えばいいの? What are your biggest distractions and how can we help you manage them?
これも質問というより親からの愛情表現。後半は、もうずっと愛情表現ばっかりになってるところも素晴らしい。これまで同様、表現は異なるが、すでに聞いた他の質問とその意図は同じ。
今回は「あなたが対処するため」(you manage them”)と質問で聞くことで、子どもに自分で対処すべきと認識させているのが、地味にすごい。
この「あなたが~するため、私達は何を手伝えばいいの?」という質問の聞き方はいろいろと便利かもしれない。
[13]あなたは、どうやって学校の課題や活動の優先順位を決め、私達はどうそれを手助けできるの? How are you planning to prioritize your schoolwork and activities and how can we be of help?
これも親からの愛情表現。これまで同様、表現は異なるが、すでに聞いた他の質問とその意図は同じ。
今回は「優先順位を決める」(planning to prioritize)がポイント。さっきと同じく、この質問を通じて、子どもに自分がすべきこととして認識させてる。
[14]あなたが整理整頓できるために、私達が手伝えることはあるかい? Is there anything we can do to help you get/stay organized?
これも親からの愛情表現。ストレートなのでより分かりやすい。今回は「整理整頓」(get/stay organized)がポイント。
[15]あなたの学業へ集中(やる気)を維持するため、私達にとって最良の方法は何? What’s the best way for us to keep a pulse on your schoolwork?
これも親からの愛情表現。最終質問だけあって、さらにストレートで分かりやすい。「私達にとって最良の方法」(the best way for us)…という表現に感動すら覚える。
15問のうち半分は質問というよりも、何か手伝えることはないか?という親からの愛情表現になっていて、本当によく出来ていると思う。
あと、こういった配慮も愛情も込められていると感じる質問は、質問力を鍛えるヒントにもなるので、いろいろ勉強になる。
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