今年も食べ物が美味しい季節が巡ってきました。そんな食欲の秋にせっかく食べるのなら、旬の美味しい「恵み」をいただきたいものですよね。今回の無料メルマガ『システマティックな「ま、いっか」家事術』では著者の真井花さんが、紅玉というりんごの話に始まり、食への関心が豊かな人生に通じるという考え方を紹介してくださっています。
食欲の秋に豊かになるもの
さて、本日は幸せのお話。
そろそろ時期になってきました。そう
- 紅玉
です。ワタクシ、食べ物に好き嫌いは全くないんです。ですが、フルーツには好きと大好きしかありません(*^ー゚) 要するに、フルーツ好きなんです。
大好きなものに序列をつけるのは難しいんですが、それでもトップ3に
- リンゴは絶対入る
んです。まあね、トウモロコシの食べ過ぎで森の奥に捨てられちゃうアライグマの狂おしいトウモロコシ愛がヨユーで想像できるくらいスモモは好きです。コタツでなーんとなく食べているだけで60個くらいすぐ食べてしまえるミカンも好きです。なので、このふたつには敢えて近づかないようにしているんです。破産者兼廃人になるに違いないから( ̄∇ ̄)
しかし、このふたつと比べても遜色ないくらいリンゴは好きです。しかもリンゴはそこまで食べられないから、廃人になる心配もない。ベストですね♪
あー、閑話休題。なんだか全然カンケーのない話を書いてしまったわ。
で、9月になると長野県産の紅玉(という種類のリンゴ)が出回るんですよね。この紅玉、酸味が強くて生食にはあまり適さない(そうかなあ。美味しいと思うけど)んですが、加熱すると甘みが増して、たとえようのない甘酸っぱさになって美味しいんです。で、
- コレでアップルパイを
作るんですね。
そりゃ、まあ、ただのアップルパイですが、どうせ食べるなら
- 加熱して美味しいリンゴで作ったアップルパイ
の方がいいと思いませんか。
こういうちょっとした
- 食材に対する知識とそれに基づいた食体験
が人生を豊かにしてくれると思うんです。逆に、この豊かな生活とか丁寧な暮らしの対極にあるのが
- どれでもイイや
ですから( ̄∇ ̄)。毎日毎食の食事で「どれでもイイや」「なんでもイイや」をやっていると人生が貧しくなるんですよ。
この点、つくづく人生で良かったと思うのは
- 食いしん坊家系に生まれたこと
ですね。子供の頃から、「どれでもイイや」じゃなくて「どうせなら」で調理されたものを食べて育ちましたから。おかげで食に関して人一倍知識と経験を深めてこれたなと思いますモン。
まあ、豊かさの始まりってきっと
- 食べ物の量の多さと種類の多様さ
のことだったんじゃないかしら。そうだとすると、食に対して関心を持つことは豊かさに関心を持つことと等しいとも言えそうですよね。たしかに、お金持ちはたいてい
- 美味しいもの好き
ですよね。ワインも大好きで詳しい人が多い。知っていることが教養の一部なんでしょうね。
そろそろ食欲の秋が到来します。毎日の食卓でなにかひとつ関心を持って、食の豊かさを育ててみてください。きっと豊かさに近づいていけるはずですから。
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