本当に困るのは誰か。不登校気味の高校生が立ち直るまでの全軌跡

 

そして先日頂いたご報告にはこうありました。

長女にはあれから、パピーさんにご指導頂いた通り、これからのこと話し合いました。それからの長女は何か割り切ったように何も問題なく通学しました。

 

数日経って、長女が「お母さん、私、看護師になろうと思う」と言い出しました。理由を聞くと、「私は自分を売り込むのが苦手だから就職時の面接がムリ。看護師なら嫌な病院でも転職しやすいし、給料がいいからその分、推しにつぎ込める」(彼女は刀剣女子です)。

 

長女らしい考えだなと思いました。主人にも相談して、一緒に大学を調べて長女の希望する、自宅から通える大学に推薦で受け合格しました。

 

今年の春から女子大生になり、今まで関心のなかったメイクやおしゃれにも気を使い、化粧をするために、あんなに嫌がってた保湿をするようになりうろこ状だった肌も綺麗になりました。先週、成人式の着物の予約に行きました。まだ再来年のことですが、改めて大きくなったなぁと感じました。

 

長女とは今でももめますが、最近では言い負かされ、逆に納得させられるようになりました。よく話すようにもなって、当時のこと今の友達やバイトのことも話してくれます。中には合コンのことまで(笑)私も遮らずに聞けるようになってきました。まだ1回生で卒業まで長いですが、くじけそうになったらいつでも支えられるようにこれからも見守って行きたいです。

 

ありがとうございました。

あこさんからメールを読んで「あ~よかった♪」と胸をなでおろしました。

「不登校」とは簡単に言うけど、そこには単純な理由ではなく幾重にも複雑に絡み合っている場合もあるんですね。あこさんは、投げ出すことなく、娘さんとの距離を縮め、話を聞いてあげたこと。「あなたの事が大事だ」と言い続けてくださったことがピンチを乗り越える事に繋がったのだと思います。今は、看護師を目指す大学生か~(^^)楽しみです♪是非、これからも見守り、応援してあげてくださいね♪

image by: Shutterstock.com

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【著者】 石神明生 【発行周期】 毎週日曜

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