NY在住日本人社長が出張帰国で驚いたコンビニ惣菜のクオリティ

 

翌日はまぐまぐ編集部にご挨拶。とても綺麗でオシャレでカッコいいオフィス。みなさんいつも気持ちの良い挨拶を返してくださいます。僕の担当のHさんは、パッと見、そんなにキレ者のバリバリのビジネスマンに見えないけれど、いつも、ふとボソッと言うセリフにドキってさせられます。いつも、的を得ている。あまりに、的確です。人と会う仕事の中、多くの「なんとか会、会長」とか、「なんとか社、社長」とか、「なんとかセミナー、コンサルタント」な方々と会いますが、もし何か迷った際、僕が最後にいつも相談するのは、いつもTシャツ着て、口数の多くない、年下の彼です。

今回も出版する書籍の表紙案で最後まで候補に上がった二つを持っていきます。相談する人、みんながみんな、絶対に「Aだ」と指差す方ではない、もう一つの方「B」を指差し、Hさんはまたボソッと、「こっちじゃないですかね…」。と一言。実は僕自身も、そう思っていた方。「だよね…」。

実は、この2つの表紙案で、1ヶ月弱、迷っていました。出版社から「もうどっちでもいいので、決めてください!」と突つかれるくらい。これで、腹が括れました。著名な表紙デザイナーにも、著名な出版プロデューサーも、みんなが「A」と言ったけれど。なぜか、ぼくひとりがシックリこなかった。いや、「B」じゃないのか、と。でも、稗田さんが(あ、名前言っちゃた…)「B」を指差してくれたから、もう「B」でいく。これで売れなかったら、彼のせいにしよう。

実は、この書籍自体、内容の中で「10人に反対されても、11番目の自分を信用しよう」と説いてます。なので、後悔はない。たぶん。おそらく…ないんじゃないかな。

そのあと、恵比寿、渋谷と移動して、それぞれのお客様の打ち合わせ。雨はすっかり止みました。夕方から東京駅内のカフェへ。限られた時間の中、ひとりでもお客様と会うため失礼ながら、時間指定をして、それぞれにこのカフェまで1時間ごとに来ていただきます。生意気にもまるで面接官のように、僕は定位置。向かいの席に、順番にお越し下さります。4組10人、終わって気づきました。この数万円のカフェ代、支払うのオレ?会いたいと言われて、時間割いて、特に意味のなかった面談も数組あった中、オレ?笑

そのあと、東京駅の表に回って歩いている際、ふと目にとまった建物があり、足を止めます。八重洲ブックセンター。初めて外観を見ました。中に入ってみます。実は今月29日、出版記念として、ここでサイン会をさせて頂くことになりました。非常に伝統のある都内でも中心的な書店だとか。あと数週間後には、ここで講演するんだなぁと思うと、この時、初めて、出版できる幸運をありがたいと思ったのでした。(なので、ぜひ、これを読んでくださっている方は来てください!ガラッガラだと恥ずかしいので・笑)

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