家庭教育アドバイス…「メディアリテラシーを伸ばす」
「メディアリテラシー」とは、日々溢れる情報をきちんと受け取り、それらを識別し選択するために必要な能力です。
つまり、何気なく入ってくる情報が「全て」ではないことを知り、尚かつそれらの情報が「正しい」とは限らないことも知りながら、その事実がどのくらい、どの方向に曲げられて伝えられているのかを自分で読み解く力のことです。
その力を養うには、知識を身につけ、批判的な見方ができるよう、柔軟で俯瞰的な物の見方を常に心がけることが必要です。加えて、受け身でいるのではなく、自分から情報を集めに行き、評価できるようになることも今後重要になります。
自分の気に入るもの、都合の良いものなど、偏った情報だけを信じるようになると、ダイバーシティの世界で生きるこれからの時代では、取り残されてしまいます。情報に振り回されないために、或いは偏った情報で偏見を持たないために、子どもにメディアリテラシーを身につけさせましょう。
子どもにとっては、視野を広げることにも繋がるので一石二鳥です。メディアリテラシー教育にお勧めの情報として、総務省HPアドレス(http://www.soumu.go.jp/)を掲載しておきます。親として、是非一度目を通してみてください。
image by: Shutterstock.com
ページ: 1 2