イッキ飲み8割がドン引き。人ごとではない忘年会の酒席トラブル

2019.12.09
by MAG2 NEWS編集部 HY
 

飲み過ぎ搬送を見聞きした人が3割以上!

良い印象を持たれていないことが明らかとなったイッキ飲みですが、実際にイッキ飲みのコールに参加したことがある人はどのぐらいいるのでしょうか。質問したところ、31.4%の人が「ある(頻繁にある・時々ある)」と回答し、約3人に1人が一緒に飲んでいる人にイッキ飲みをするようあおった経験があるという回答が得られました。

なぜコールに参加してしまったのか理由を聞いてみると、「みんなでコールしなければならない雰囲気になっているから、自分だけ黙っている事はできない(埼玉県・36歳男性)」「その場の雰囲気を壊したく無かったから(東京都・35歳女性)」と、イッキ飲みを断れなかった理由と同様、場の雰囲気に合わせてしまい、やむを得ずコールに参加してしまったという意見が多数を占めました。

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しかしイッキ飲みなどを行い、短時間でアルコールを摂取する「スピード飲酒」は「急性アルコール中毒」を招く可能性があり、場合によっては死に至る非常に危険な行為です。

実際に、お酒を飲みすぎて救急車で運ばれた、もしくは周りの人が運ばれた経験がある人の割合を調査したところ、「自分が運ばれた経験がある」人は9.0%で、「自分が運ばれた経験はないが、周りの人が運ばれた」人は25.2%と、3割もの人がお酒の飲みすぎにより救急搬送されたり、周りの人が搬送された経験を持っているという衝撃的な事実が明らかになりました。

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あおり飲酒は犯罪です

イッキ飲みをあおることは、印象が悪く、またイッキ飲みをする当人も周りの雰囲気や上下関係などで仕方がなくやっているケースが多々ある中で、こういった危険な行為であるスピード飲酒を強要したり、また嫌がっているのにあおって飲ませると罪に問われることがあります。

実際に罪に問われることを知っているのか調査してみたところ、罪に問われることを「知っていた」と回答した人は過半数を超えたものの、47.6%もの人が「知らなかった」と回答しました。イッキ飲みの強要は命をも脅かす危険な行為であるのにも関わらず、その行為自体が罪に当たることを知らない人はまだまだ多くいるようです。

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