武田教授が暴露。昨今の「プラスチック汚染」は大嘘と断言する訳

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化石燃料と並び、環境破壊の「負のシンボル」のように扱われているプラスチック。今や「脱プラスチック」は世界的な潮流ともなっています。しかし、そんな流れに疑問を呈するのは、中部大学教授の武田邦彦さん。武田さんはメルマガ『武田邦彦メールマガジン「テレビが伝えない真実」』で、そもそもプラスチックは天然由来であるため分解もされるという事実を明らかにした上で、「プラスチックを排斥しようとしている人間はすべて悪人」と言い切り、その理由を記しています。

なぜプラスチックは「悪いモノ扱い」されるようになったのか

「環境を守る政策や活動」の目的は「環境を改善する」ことですので、その活動でかえって「環境を破壊する」のではどうにもなりません。でも、人間社会は表面的には道徳的なことを言っていても、実際には欲得で生きている人が多いので、「環境」という美名のもとで、人の無知に付け入ってお金を儲け、その結果、善意の行動が環境を破壊する例が多いのです。

このシリーズでは私たちの努力が逆の結果にならないように、しっかりと知識をつけて騙されないようにするために執筆したものです。利権や宣伝に惑わされず、本当に意味のある環境問題に取り組みたいものです。

まず第一に最近、急に問題になった「プラスチック汚染」について取り上げてみたいと思います。

プラスチックのほとんどは石油から作られます。石油は生物の死骸ですから、もともと天然のもので、それを加工したのがプラスチックです。だから、たとえば木材を細かく砕いて集積するベニヤや加工木材と同じで、「自然のもの」です。プラスチックで一番多く使われるのは「ポリエチレン」という材料ですが、これは、動植物で言えば「脂肪、油脂」と同じで、科学的に言えば「炭素と炭素の簡単な結合でできているもの」です。

油脂でも液体の油もあれば、個体のラードもあるということで分かるように、結合の数が多いと液体から固体になり、固体でも結合の数がさらに大きくなると「硬い固体」に変わっていき、ビールのケースのようになりますが、化学構造としてはサラダ脂と同じです。

人間がラードを食べると少しお腹がもたれた感じがしますが、これはご飯などの炭化水素より少し消化に時間がかかることが原因です。でも、1日もすればよく消化されてエネルギーにすることができます。これと同じようにポリエチレンも微生物が食べますが(分解する)、少し時間がかかります。

そこで、1年ぐらいまで盛んに報道されたように、プラスチックストローとかレジ袋のようにポリエチレンで作られたものが「自然界に残っている」とテレビの映像に写されたものになるのです。でも、それもちょっと時間がかかるというだけです。

石油が生物の死骸であるということがよくわかる例が女性のストッキングです。石油も昔の動物の体が油になったものですから、それから人間が作った「ポリアミド」というものが女性のストッキングの材料として使われます。このポリアミドという構造は、女性の脚の筋肉と全く同じ構造をしています。つまり女性の脚は、「自分が生まれてから毎日、少しずつ作ってきた筋肉というポリアミドの上に、石油から合成したポリアミドの繊維をはいている」ということなのです。

このポリアミドは、ストローやレジ袋に使われる油(ポリエチレン)より分解しやすいので、ストッキングはすぐ敗れたり、穴が開いたりしますが、ポリエチレンよりも感触が良いという特徴があります。

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