この卵、食べていい?
「血が混ざった卵」と「1つの卵に卵黄が2つ入っている卵」。あまり食べない方が良いと聞いたことがある方もいるのではないでしょうか。しかし、このふたつはどちらも食べても大丈夫なのです。
血が混ざった卵は、大きな音など鶏がが驚くようなストレスが一時的に加わった場合に、流れ出たごく少量の血液が卵黄膜に付着してできるもの。血の部分を除いて、生食しても問題ないとのこと。気持ち悪いという方は、加熱すると良いかもしれません。
ひとつの卵の中に卵黄がふたつ入っている卵は、「突然変異」ではありません。いくつかある卵胞の中のひとつが破裂して排卵が起きる通常の産卵に対して、ふたつの卵黄が連続して排卵され、そこに卵白分泌部から卵白が分泌され産卵されたのが「2黄卵」。産卵開始後2ヶ月程度の鶏が産むケースが多いそうです。
おすすめの保存方法
温度や殻が割れているか否かで保存できる日数が異なりますが、冷蔵庫保管の他には「ゆで卵」がオススメです。株式会社光琳発行の『卵-その化学と加工技術』によると、硬くゆでると5℃の場所で2〜3ヶ月、10℃の場所で3週間、25℃以上で3〜7日程度。殻にヒビがない場合は3〜4日程度、ヒビが入った日にちがわからないものは廃棄しましょう。基本的に、殻を剥いたらその日のうちに食べた方が良いです。









