メルカリで承認欲求が満たされる?利益「百円以下」出品者の心理

2019.12.20
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by MAG2 NEWS編集部 HY
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2019年5月に経済産業省がまとめた「平成30年度我が国におけるデータ駆動型社会に係る基盤整備(電子商取引に関する市場調査)」※1によると、2018年のフリマアプリ推定市場規模は6,392億円(前年比32.2%増)で、調査開始以来3年連続で成長。さらに、今年10月に新規事業者が市場に参入するなどの盛り上がりをみせています。

なぜここまでフリマアプリは急速に成長しているのでしょうか。株式会社メルカリの新組織「メルカリ総合研究所」の調査結果で見えたその背景を紹介しましょう。

この調査は、フリマアプリ市場の成長の背景には「金銭的な利益を得ること」以外にも多様な利用目的があるという仮説のもと、「100円以下の利益でフリマアプリに出品する利用者」515名※2、「最低1,000円以上の利益を見込んで商品を出品するフリマアプリ利用者」515名(合計1,030名)※3を対象に、多様化するフリマアプリの利用目的を明らかにするために実施されたものです。

約4人に1人が100円以下の利益でフリマアプリに出品

100円以下の利益でフリマアプリに出品する頻度を尋ねた質問に「3回に1回以上」と回答したフリマアプリ利用者が22.0%いることが明らかになりました。また少額取引利用者の男女比は、男性36.7%、女性63.3%、年代構成比は、10代3.1%、20代24.3%、30代35.1%、40代22.5%、50代15.0%となっています。

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小額取引利用者は「捨てることがもったいない」意識が高い

少額取引利用者のフリマアプリ利用目的TOP3は、1位「不要品を処分するため(73.6%)」、2位「捨てることがもったいないため(62.3%)」、3位「お金を得るため(59.2%)」であることがわかりました。また、高額取引利用者と比べて、「捨てることがもったいないため」の回答が多く、最も大きい15.7%の意識差があることがわかりました。次に、「誰かの役にたつため」が11.3%差、「節約、お得に買い物をするため」が9.1%差と続きます。

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7割以上が、商品が売れると「嬉しい・楽しい」と感じる

少額・高額取引利用者を問わず、出品した商品が売れた瞬間の感情を聞いたところ、74.5%が商品が売れた時に「嬉しい・楽しい」と感じると回答しました。

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「嬉しい・楽しい」と回答した人に、その理由を聞いたところ、少額取引利用者の理由TOP3は、1位「使えるモノを捨てる罪悪感がなくなるから(63.6%)」、2位「無駄なく生活ができていると感じるから(55.9%)」、3位「儲かったと感じるから(52.5%)」であることがわかりました。

また、少額取引利用者は高額取引利用者と比べて「使えるモノを捨てる罪悪感がなくなるから」の回答が多く、23.9%の意識差。一方、高額取引利用者は少額取引利用者と比べて「儲かったと感じるから」の回答が多く、19.9%の意識差があることがわかりました。

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