我が子とはいえ軽くても体罰。子どものしつけで本当に必要なこと

 

家庭教育アドバイス…「しつけは長期戦!」

しつけで大切なのは、社会で人と協同して生きていく力を持たせることです。生きる上で、人とのかかわりは不可欠ですから。そのためには、相手を理解すること、そしてもう一つ、「できる」という自信を持たせることです。

相手を理解するためには、自分を理解してもらった、自分の気持ちを大切にしてもらった、という経験が大事です。受容してもらったという体験が多ければ多いほど、相手の気持ちを大切にできるようになります。

そして自信を持たせるには、とにかく「子どもの話をよく聞く」ことです。人には「承認欲求」があり、それが満たされることは何よりも重要です。その承認欲求を満たす方法の一つが「子どもの話をよく聞く」ことなのです。

早い時期から様々なことをできるようにするより、子どもの気持ちを受けとめてあげることの方が大切です。しつけは長期戦です。大変と思うか楽しいと思うかで、しつけの中身もだいぶ変わってきます。長期に亘って楽しみましょう。

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家庭教育のプロとして、教育相談員の経験を生かしながら、親としての接し方のコツをお伝えします。子どもは、親のサポートの仕方でずいぶん変わります。子どもの能力を最大限に引き出せるよう、まずは親力をアップさせましょう。専門である教育心理学、家庭教育学をベースに家庭の中でできる「子どもを伸ばすためのコミュニケーション術」を「親の力」に視点を置き配信予定です。乳幼児、小学生、中学生、高校生、大学生など発達段階に応じた子どもへの声掛けを具体的にご紹介します。

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