役「が」不足なのか、役「に」不足なのか。役不足の意味を考える

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本来とは「正反対」の意味で使用されることも多い「役不足」という言葉。知らずに口にしていると、恥をかいてしまうことにもなりかねません。今回の無料メルマガ『仕事のメール心得帖(無料版)』では、そんな「役不足という言葉をどう言い換えればいいのか」という読者からの質問に、著者の神垣あゆみさんが回答しています。

「役不足」の書き換え

■読者からの質問

会議・会合の準備をするにあたって、単なる上司の手伝いをすればいいという対応では秘書として役不足です。

この一文で「役不足」という言葉の意味を取り違えて使っていました。「役不足」の代りにどのような言葉を使って訂正すればよいでしょうか。(読者 F.Y様)

■神垣あゆみさんの回答

「役不足」とは、能力に対して役目が軽すぎることを意味します。

しかし、「荷が重い、能力が足りない」という意味に取り違えて使いやすい言葉でもあります。本人は謙遜のつもりで「私には役不足です」と書いても、相手には不遜と受け止められてしまうことも…。

一般的に「役不足」は「力不足」と書き換えることが多いようです。上記の一文にある「役不足」を書き換えるとしたら……「力不足」と言葉を置き換えてもいいのですが、下記のような書き換えもできます。

会議・会合の準備をするにあたって、単なる上司の手伝いをすればいいという対応では秘書として十分とはいえません。

会議・会合の準備をするにあたって、単なる上司の手伝いをすればいいという対応では秘書として不十分です。

「だめです」「いただけません」という強い打ち消しの表現ではなく、やんわりといさめつつ改善策につなげる表現になると思います。

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メールで間違いやすい敬語の使い方は? など、気になるビジネスメールの基本やマナーをご紹介。2005年1月創刊、まぐまぐ大賞「ビジネス・キャリア部門」入賞。「迷わず書けるメール術」など、メール対応関連の著書8冊刊行。まぐまぐ!から有料メールマガジン「仕事のメール心得帖」も配信

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【著者】 神垣あゆみ 【発行周期】 平日日刊

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