一斉休校のピンチをチャンスに変える。親が意識したい5つの心構え

 

4.3度の食事とおやつをしっかり摂る

休校中の子どもの生活は乱れがちです。生活が乱れると心も乱れます。そうならないように親として充分に気をつけましょう。まずは、3度の食事をしっかり摂ること。お楽しみのおやつも準備しましょう。

仕事に出かけなければならない親にとっては食事の支度は、負担に感じるかも知れません。けれども、留守番する子どもにとっては「お母(父)さんが準備したお弁当」は、心の栄養になるのです。

たとえ、コンビニで買ってきた物でも構いません。ひと手間掛けてお弁箱や銘々皿に入れ替えましょう。このひと手間が、「私のことを考えてくれている」という気持ちに繋がり、自己肯定感のアップにもなるのです。

5.一緒に遊ぶ

時間のあるときは、一緒に遊びましょう。小学高学年や、中高生と一緒に遊ぶには何をしたらいいのかわからない、と言う方が多いかもしれませんね。

インターネットがなかった頃、集中力を養う遊び、思考力を養う遊びがふんだんにありました。将棋、囲碁、トランプ、オセロ、チェス、テーブルゲーム、ボードゲームなどです。折り紙もそうですね。

外出を制限されている今、ネット環境が整っている子どもたちは、すぐにネット依存になってしまいます。昼夜逆転した生活になる可能性も否めません。

もちろん、時間管理ができるのであれば問題はありません。そうでない子どもたちには、ネット以外にも楽しい遊びがあることを伝えましょう。中高生もアナログの遊びは珍しいでしょうから、興味を持つかも知れません。是非、昔の遊びを教えつつ親も一緒に楽しみましょう。

家庭教育アドバイス…「ピンチをチャンスに」

休校中の時間を有意義に過ごす工夫は様々あります。それぞれのお子さまに合った方法で過ごしていただきたいと思います。ネット依存に触れましたが、自分で管理ができれば何の問題もありません。「ネットがいけない」と言っているわけではありませんので、誤解の無いようご承知下さい。

その上でご紹介するのは、科学技術広報研究会(JACST)がオススメする「休校中の子どもたちに是非見て欲しい科学技術のおもしろデジタルコンテンツ」です。
科学技術広報研究会 臨時休校対応特別企画

大人が見ても楽しい内容ですので、是非、お子さまたちと一緒にご覧になってみてはいかがでしょう。休校中の時間が、有意義になりますように!!

image by: shutterstock

家庭教育アドバイザー 柳川由紀この著者の記事一覧

家庭教育のプロとして、教育相談員の経験を生かしながら、親としての接し方のコツをお伝えします。子どもは、親のサポートの仕方でずいぶん変わります。子どもの能力を最大限に引き出せるよう、まずは親力をアップさせましょう。専門である教育心理学、家庭教育学をベースに家庭の中でできる「子どもを伸ばすためのコミュニケーション術」を「親の力」に視点を置き配信予定です。乳幼児、小学生、中学生、高校生、大学生など発達段階に応じた子どもへの声掛けを具体的にご紹介します。

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