巨人阿部2軍監督が激怒。早大に負け全選手「罰走」指令に批判も

2020.03.23
by tututu
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巨人2軍が早大に6-9で敗戦。阿部慎之助2軍監督は試合後、全選手に「罰走」を科し一層の奮起を促した。22日に川崎市多摩区のジャイアンツ球場で行われたプロアマ交流戦。相手はプロ野球千葉ロッテ、横浜、そしてニューヨーク・メッツでもプレーした、小宮山悟監督率いる早稲田大学。長年、勝負の世界に身を置いた2人による監督対決としても注目された。

プロチームが大学生に黒星

巨人は左腕の大江竜聖、早大は今秋ドラフト候補のエース・早川隆久が先発。1点リードで中盤を迎えた巨人は中継ぎ陣の継投で逃げ切りを狙う。しかし、これが阿部2軍監督の誤算。合計9四死球12安打で逆転負け。巨人打線は早大を上回る15安打を放ったが及ばず、指揮官は「これが現実」と冷静に振り返った。

試合後、「向こうは勉強もしながら野球をやっているけど、こっちはお金もらって毎日必死でやっている」とプロとしての自覚を求めた阿部2軍監督。全選手にダッシュを10本、この日登板した投手陣はさらに4~5本走るよう指令。プロに勝って明るい表情の早大ナインらとは対照的に、巨人選手たちは夕日に向かい汗だくで必死に走っていたとスポーツ報知が伝えている。

「しっかりした野球をされる。見習いたい」と球界の先輩に敬意を表した巨人阿部2軍監督。試合後に両翼ポール間を約1時間走らせたことについて、「罰走です」と語り、大学生相手に敗れた選手たちに、より一層の奮起を促した。

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