心理のプロが教える、新型コロナ自粛ストレスを溜め込まない方法

shutterstock_1489080986
 

新型コロナウイルスをこれ以上拡散させないため自分は極力外出を控えているのに、気にせず遊び歩いている人を見て腹を立ててしまう…。そんな思いを抱いてしまう方、少なくないと思われます。けれどもそれでストレスを溜めてしまっては、なんだか損したような気分になりますよね。今回の無料メルマガ『東北NO1メンタルトレーナーが送る『自信をはぐくむ、幸せな自分のなり方』』では心理カウンセラーの吉田こうじさんが、そんな気持ちになったときに効果を発揮する「ある方法」を紹介しています。

自粛ストレスは抑圧した欲求不満をあぶり出す

今朝はちょっと思うところがあって、新型コロナに関するストレスについて話したいと思います。

外出自粛が長引きストレスが慢性化して来た影響か、「コロナ差別」「コロナ離婚」「コロナDV」など、なにかと暗いニュースを耳にします。行動の自由を制限されている不満や、先行き不透明なことへの不安、自分も感染するかもしれない恐怖など、自分でも気づかないうちに、ストレスは蓄積しているものです。そうやってストレスが溜まっていくと、ちょっとしたことでも「イラっ!!」としやすくなります。

たとえば…公園を楽しそうに散歩している家族を見るとイラっ!夜の繁華街で遊んでいる若者を見るとイラっ!感染者数の増加のニュースを見てもイラっ!補助金支給のニュースを見てもイラっ!そもそも専門家ではないコメンテーターの話なんて全く耳を傾ける必要もないのに、ついつい耳を傾けてはイラっ!もう、何を見ても聞いてもイライラするようになったりします( *`ω´)

こうしたイライラの背景には、実は自分でも気づいていない「ずるい!」という妬みの感情が潜んでいることが少なくありません。「ずるい!」とは、【人をだしぬいて自分だけが得をするような、正しくないやりかた】を指す感情的な言葉です。でも、それと新型コロナのストレスとがどんな関係性があるのでしょうか?

先ほどの「イラっ!!」の例で見てみると…公園を楽しそうに散歩している家族を見ると、本当は私だって大切な人と楽しく過ごしたいのに、そうじゃない自分の現実を見せられた気がしてイラっ!

夜の繁華街で遊んでいる若者を見ると、本当は自分だって仕事帰りに楽しく飲みたいのに、「周りに迷惑をかけてはいけない!」「怒られたくない!」といったブレーキが邪魔してしまう…。自分の心のブレーキを「外出自粛だから」とルールでごまかしている自分の弱さにイラっ!

感染者数の増加のニュースを見ていると、「自分は感染しないように徹底的に気をつけているのに、なんだこいつらは!どうせフラフラ遊び歩いていたんだろ!」などと勝手に勘ぐってはイラっ!

補助金支給のニュースを見ると、「コロナの影響を全く受けていいない人までもらうなんておかしい!それはずるいじゃないか!税金の無駄遣いだ!」と考えてはイラっ!

…みたいな。

本当は、自分の心の中にある抑圧した欲求不満が刺激されているだけなのに、「私の心が狭いんじゃない!相手が悪いんだ!だから、私が批判するのは当然だ!」と自分のイライラの理由を正当化し誤魔化すためにイライラしていたりもするんですね。

こうして本音をごまかして自分への言い訳を繰り返ししていると、被害者意識が強化されていくので、余計にイライラするようになります。被害者意識というフィルターを通して出来事を歪めていくので、冷静さも失います。

いや!私は自分の好き勝手をやって周囲に迷惑を掛けるような人を羨ましいだなんて、絶対に思っていない!

そう思うかもしれません。ですが本当にそうなのでしょうか?もしも、普段から周囲の目を気にして、なるべく迷惑を掛けないように、なるべくちゃんとしていようと気を張って生きているなら…かなり要注意かと思いますよ^_^

というのも、せっかく外出を控えて新型コロナに感染しないように努力してきたにも関わらず、なんらかの理由で感染してしまった時に、これまで自分のしてきた我慢や気遣いが全く意味のないものに感じて、「無力感」「無能感」が爆発する…。でも無力さを感じることはかなり辛いので、誰かに猛烈に責任転嫁してイライラしまう…。そんな自分にイライラして自分を嫌いになる…。イライラをぶつけられた方もイライラする…。

こういうよろしくないサイクルに陥ったりしますからね。

print

  • 心理のプロが教える、新型コロナ自粛ストレスを溜め込まない方法
    この記事が気に入ったら
    いいね!しよう
    MAG2 NEWSの最新情報をお届け