木村花さんを中傷した人を中傷する人も出たネット社会の地獄絵図

 

無法地帯になりつつあるネット社会

MF本田圭は「批判的な声や叱咤激励する声のみならず、バッシングや誹謗中傷や理不尽な批判の声」でさえ、エネルギーに変えることが出来るパワーを持っているが、「普通の選手」や「普通の芸能人」や「普通の一般人」では難しい。自らがコメントしている通りで「MF本田圭は特殊」である。あれほどの状況になりながらロシアW杯のときに周囲を見返したのはさすがだったがメンタル的にやられてしまって潰れてしまうのが普通である。特異な例としなければいけない。

木村花さんに心ない言葉を浴びせた人は当然のことながら反省すべきであり、場合によっては何かしらの罰を受ける必要がある。「スマイリーキクチ中傷被害事件」のときは中傷した人が一斉に検挙されているが今回は自殺という形になった。関係者によって訴えられる可能性も出てきたので行方を見守りたいが「木村花さんを誹謗中傷した人を誹謗中傷する人」も出てきており、地獄絵図になってきた。「木村花さんを中傷するツイート(or 中傷した人)」をピックアップする記事(まとめサイト)もたくさん生まれている。

この件で政府も、早速、対策に乗り出している。これだけ大きな騒動に発展したので政府レベルで何かしらの有効な対応を立てないといけない状況になっているがこういう事態になってしまうと「言論の自由」や「発言の自由」がある程度のレベルで制限されてしまうのは致し方ない。政府が法整備などを行おうとする動きに対して強く反発する人はたくさん出てくると思うがツイッターを含めたネット社会は無法地帯になりつつある。政治家が主導して何かしらの手を打たいないと同じような悲しい事件が次々に生まれるだろう。

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