崖っぷちトランプ。前大統領補佐官「暴露本」で早くも株価に影響

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23日にも発売されるという、アメリカの前大統領補佐官ボルトン氏によるトランプ大統領の「暴露本」。内容の一部が出回っただけでも株価に影響が出たという、その衝撃の中身とはいったいどのようなものなのでしょうか。メルマガ『今市太郎の戦略的FX投資』の著者でコンサルタントの今市太郎さんは、すでに全米で出回っているという「8つの爆弾」と呼ばれる内容の一部を紹介し、投資家の視点から「株価への影響」などを注視しているとしています。

ボルトンが仕掛けた暴露本でトランプは被弾? 大統領選や相場に影響は

トランプ政権が必死に出版を差し止めようとしたボルトン前大統領補佐官の暴露本が努力の甲斐もなく23日にいよいよ出版される見込みとなりました。

このボルトンなる人物、H・Rマクマスター安全保障担当大統領補佐官解任後にトランプ自身が任命した人物で元国連大使の肩書を持つ人物ですが、それでも昨年9月に1年半で解任されました。

「狂犬」の異名をもつマティス前国防長官をして「悪魔の化身」と言わしめた人物ですから、いかに超強硬派的存在であったのかが判るというものですが、国務省で外交安全保障の専門家としてキャリアを積んだ実務者であるボルトンは、「思い付き」「直観」重視のトランプとは大違いの人物で、もともと馬が合うわけもなく、アフガニスタンをめぐる外交政策で決定的な意見対立を起こしあえなく解任となっているのは既に世界に知れ渡っています。

そのボルトンが満を持して出版する暴露本ということですから、その注目度はこれまで出版されてきたトランプの暴露本よりはるかに高く、内容の一部が出回り始めただけでも株式市場は影響を受け始めている状況です。果たしてその中身は、どんなものなのでしょうか。

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