押尾問題を抱えるドラマ『やまとなでしこ』が再放送できる理由とは?

2020.07.06
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by tututu
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松嶋菜々子、堤真一主演で2000年に放送された大人気ドラマ『やまとなでしこ』が、6日の夜9時から再放送される。最高視聴率34.2%、平均視聴率は26.4%という大ヒットドラマで、SNS上では放送前から大きな話題となっている。しかし、注目されているのはそれだけではない。2009年に麻薬取締法違反で逮捕された元俳優の押尾学が主要キャストとして出演しているのだ。

大人気ドラマ『やまとなでしこ』が20年ぶりに帰ってくる

『やまとなでしこ』は、玉の輿を狙うキャビンアテンダント・神野桜子(松嶋)と、彼女に恋をして職業を偽った中原欧介(堤)が繰り広げるロマンチックラブコメディー。桜子が本物の愛に気づいていく姿と、過去の恋に挫折した欧介が彼女に思いを寄せていく姿は、放送当時多くの視聴者を魅了した。

フジテレビの広報資料によると、同ドラマは「2000年以降のフジテレビ系の恋愛ドラマ歴代トップ。2000年以降のフジテレビ系ドラマとしても歴代2位を記録した」という、大ヒット作品だ。

放送後もたびたび再放送され、高視聴率を獲得できる“鉄板コンテンツ”として、多くの視聴者たちがドラマを楽しんだ。しかし、ある事件を機に、再放送することができなくなってしまう。

押尾学の出演シーンはどうやってカットするのか?

ドラマに出演していた押尾学が2009年に麻薬取締法違反で逮捕。主役ではないものの、押尾は主要キャストの一人で出演シーンが多く、カットすることが難しいため、『やまとなでしこ』はお蔵入りになったとささやかれていた。

それが今回、まさかの再放送決定。フジテレビは「再編集、超解像リマスター版で放送する」としており、押尾の出演シーンをストーリーに影響を与えない範囲で、どのようにカットしたのかが注目される。

直近の再放送ドラマでは、TBSが4月5日から3週連続で放送した、阿部寛主演の『下町ロケット』が思い浮かぶ。このドラマには、昨年に強制性交罪で逮捕・起訴された新井浩文被告が主要キャストで出演していたが、再放送された際にはそのシーンを全てカット。しかし、ストーリーには影響を与えないという編集テクニックを見せた。

押尾の出演シーンはさらに多いとみられ、フジテレビがTBSに負けない、どれだけの編集スキルを見せつけるのか、ある意味こちらも見どころのひとつだ。

ある事情で再放送されない人気ドラマはたくさんある

同様の理由で過去の人気ドラマが再放送されない例は他にもある。押尾学が出演していたドラマでは、江角マキコ主演の『ラブ・レボリューション』(フジテレビ系)があり、こちらも平均視聴率17.4%と大ヒットを記録した作品だった。

また、感動作として高視聴率を獲得した『1リットルの涙』(フジテレビ系)も同じ。こちらは主演の沢尻エリカが2019年に麻薬取締法違反の容疑で逮捕されていて、再放送される可能性は限りなく低いといえそうだ。

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