「逆算」は、闇雲な努力に勝る
この考え方は、夢と呼ばれるような壮大なものでなくても応用が効きます。例えば、客単価を上げたいという小さな希望なんかでも同じことです。客単価を上げたいのであれば、まずはどのくらいまで客単価を上げたいのかという話になります。
25,000円という客単価を狙うとしたら、じゃあ次は今の自分はどうなのかです。今が17,000円しか取れていないのならば、あと8,000円上げるためにどうするかが見えるようになってきます。
平均商品単価が4,000円だったとしたら毎回平均してプラス2点の商品を売れるように提案をしていくことが求められるでしょうし、そのためには、さらに5点くらい多めに商品を提案する必要があるとわかるかもしれません。
「これがやりたい」「こうしたい」と思うことがあるなら、ある程度でも、その目標が具体的にどんな状態で、今の自分がどんな状態なのかを確認し、逆算をしていく。そうすることで、やるべきことが明確になり、努力すべきこともわかるようになります。
闇雲に能力をつけるのも否定はしませんが、それだとあまりに遠回りになってしまうことも少なくありません。
それよりは、より効率的に目標や夢に近づけた方が私は良いんじゃないかと考えます。
自分のやりたいことから逆算して、今必要なことを見つけ出してみましょう。
今日の質問です。
- 今、あなたが「こうしたい」「これがやりたい」と思っているようなことは何ですか?
大きなことでも小さなことでも何かひとつ出してみましょう - その夢や目標から逆算すると、今からやるべきことはどんなことですか?
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