私は、AさんのメールのCさん批判とBさんに対するよい評価を見て、なんで、こんなに変われるんだろう…と半信半疑の気持ちでしたが、そのうち気づきました。
そうか、Aさんは人間関係でストレスが溜まると、外の人間に聞いてもらって、賛同が欲しくて、私にメールしてくるんだ…と。ということは、管理組合の中では、私に言うほどの酷い「悪口」は、言っていないんだろうな…と。
結局、何の問題で対立関係になったのか…原因を思い出そうとしても思い出せませんでした。そのくらい、課題に対する意見の相違ではなく、どちらが上かというマウンティングの問題になってしまっていたのです。で、新たな共通の敵の前では、簡単に手を組めるのです。この合体派閥はかなり強力です。お互いに人間関係でつながっている人たちがいますから。
話題のテレビドラマ『半沢直樹』を見ていて、この話をふと思い出しました。管理組合の中でも、同じようなことをやっている…と。
こういう勢力争いをしているとき、人は元気です。勢力争いが、生きるエネルギーの元になっている…。でも、管理組合にとっては迷惑なことです。若手の改革派のC理事長が、横やりに嫌気がさしてやめていないかな。コロナ禍で、オンライン理事会等を提案して、周りに潰されたりしていなかな…と、勝手に、このマンションの今を想像してしまいました。
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