新型コロナウイルスの感染拡大を受け、テレワークで仕事をする機会が増える中、オンラインでのマナーがしばしば議論されるようになった。そこで今、ネット上をザワつかせているのが、“Zoomの上座下座”に関する問題。オンラインで行われる会議やミーティングは、複数の人間が画面上に表示されるが、その場所を気にする人たちが意外と多いというのだ。
日本に配慮?Zoomが“上座”機能をアップデート
さすがにそれはどっちでも良いのではないかと思ってしまうが、若手社員からしたら「もし気にする上司がいたら…」と考えてしまうだろう。
確かに部下が上で、上司が下に表示されたら、落ち着かないかもしれない。だとすると、文字通り画面上部が“上座”で、画面下部が“下座”ということになる。
【関連】あなたのTwitterは監視されている。裏アカウントはどう会社にバレるのか?
そんないかにも日本的な問題に配慮してか、Zoomが新たな機能を追加した。9月1日にリリースされたWindows版/macOS版のバージョン「5.2.2」に含まれる「カスタムギャラリービュー」と呼ばれる機能だ。
何かというと、ホストが参加者を任意の並びに変更し、そのレイアウトを参加者のビューに展開できるというもの。これで上司や他の参加者たちの表示位置を調整できるようになった。
上座下座よりも大切な“本物の”マナー
もし、あなたの上司がオンラインでの上座にこだわる人物だったらどうだろうか?とんでもなく迷惑な話だ。老害極まりない。そんな表面的な見栄を気にするような上司には、画面に映ったその顔に鼻くそでもつけたくなるだろう。
上座下座なんて気にするだけ無駄である。もっと知っておきたい、本当に役に立つマナーは別にある。それは夜の銀座で培われた心遣いや作法だ。
本物のマナーは、リアルだけでなくリモート環境でも応用がきく。では実際にどのような点に注意すれば良いのだろうか?
【関連】山下智久をハメたのは誰か? 女子高生淫行「6つの疑惑」と業界の闇
今回は、夜の銀座歴25年、銀座ママ歴20年、『銀座ルナピエーナ』のオーナー美人ママ、日高利美さんに教えを請おう。
これまで数多くの成功者たちをその目で見てきた利美ママは、自身のメルマガ『銀座ママ日高利美のメールマガジン「銀座の教え」』の中で、そのコツを明かしてくれている。
MAG2NEWSでも『銀座ママ流「Zoomのお作法」オンラインで好印象な服・髪型・会話のマナー』などの記事が公開されており、現在も全文を読むことができる。
時間のある方は記事をぜひご一読いただきたいが、内容を簡単に紹介すると、身だしなみを意識し、相手に対して少しの配慮をすることで、オフラインでもオンラインでもコミュニケーションの好感度が上がる、というものだ。
身だしなみで印象度をアップ
まず利美ママは事前準備で大切なこととして、好印象を与える身だしなみを紹介している。
オンラインとはいえ、外見は重要だ。最近のカメラは性能も良いため、意外と細かい部分まで映ってしまう。寝ぐせや無精ひげはもちろんNG。清潔感は対面でもオンラインでも大切である。
いくら在宅とはいえ、ラフすぎる服装な厳禁。男性なら襟のあるシャツ、女性ならばブラウスやワンピースがオススメだという。また、パソコン前だとつい猫背になりがちだが、背筋を伸ばすことで印象が大きく変わるそうなので注意したい。