そこまでする?管理職やマネージャーが現場確認の鬼になるべき訳

 

なかなか現場には、本部からやってもらう行動(施策)の重要性が伝わらないことが多く、こちらの意図するように動いてくれないことがほとんどです。そのために、「チェック」「確認」を必ず行い、もし、違ったやり方をしていたり、実行していない場合は、ものすごく厳しく注意したり、時には社長に会社全体の問題としてミーティングの議題にしていただくこともあります。

「そんなこと、そこまで大袈裟にする必要ないじゃん」と思うようなことでも、あえて、大袈裟に会社の問題として取り上げ、「本部の指示はやらないとまずいことになる」という雰囲気づくりをすることもあります。これぐらいやらないと、現場は本部の指示を軽く考えている節があるので、あえて大袈裟にすることで、「指示を確実に実行しなければならない」、という風土を作り上げていきます。

「信頼しても信用するな!」という言葉があります。これは、「相手に期待はしても、出てくる結果までは信じてしまわない」という意味であり、「部下を信頼して仕事を任せても、結果まで信用せずに、自分でも確認しよう」ということです。「チェック」「確認」とは、相手(部下)を信頼していないという事ではありません。信頼しているけれど、行動自体は「信用」してはならないということです。

さて、あなたの会社では、会社が決めたことを確実に、現場は実行できているか?今すぐ、確認しましょう!

勉強会で学んだことを全く実行していなかったり、指示された手順どおりやっていなかったり、やっているようにごまかしたりなんて日常茶飯事です。特に、外部研修、内部での勉強会でやってことを正しく実行していないと、研修や勉強会をやった意味がありません(コストの無駄です!)。

幹部の方、マネージャーさん!しっかり確認した方がいいですよ!正しくやっていなかったら、成果が出るはずがありませんからね!

image by: Shutterstock.com

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