依存症に「境界線」はない
繰り返しますが、依存症には「境界線」がありません。もちろん「診断基準」はありますが、これは「社会生活に不適応となっているか・なっていないか」というような基準ですので、「不適応になっていない」状態で「お酒は楽しむくらいにしているよ」「日中には影響がないよ」という方も多いでしょう。
しかし実際に、ドーパミンが出づらくなっているのに変わりはありません。速度がゆっくりだったとしても、依存症になっていっている可能性は大いにあります。
どこからが全く問題ないか、と断言できる差はないのです。
依存症はだれにとっても身近なもの。「あの人だけがおかしい」と非難されるようなことでは決してなく、皆さん全員にあり得ることと考えていただけますと幸いです。
ここまで読んでくださって本当にありがとうございました。
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