反日疑惑④ ドラマの「小道具演出」
ドラマの中に登場する小道具に関しても、細部にわたって「韓国寄りすぎる」との指摘が見られる。まとめて紹介していこう。
- 三浦さんが父親に「ごめんなさい。心の底から反省してます」と謝罪するシーンで、彼の視線の先に『日本は没落する』というタイトルの本が置かれていた。
- わざとわかるようにデスクの上に韓国料理の本が置かれていた。
- 韓国の男性アイドルグループ「MONSTA X」がコラボするキャラクター『TWOTUCKGOM』のぬいぐるみが映り込んでいる。
- 会社のホワイトボードに書かれた日付が7月17日。これは韓国に4つある国慶日のひとつである大韓民国憲法が公布された日にあたる。
カネ恋の小道具、韓国料理本とか日本沈没とか、ちょこちょこ韓国要素がある#カネ恋#三浦春馬#三浦春馬くん#おカネの切れ目が恋のはじまり
カネ恋の小道具が韓国(中国)寄り?理由はTBSに韓国人が多いから?https://t.co/vhe92su7lZ— dada (@uhyohyoi) September 19, 2020
カネ恋にさ、モネクのTWOTUCKGOM映り込んでない?気のせい?似てるだけ?え、でも、韓国家?って本置いてあるし! pic.twitter.com/A4kHIApO7x
— 栄美 (@07emem) September 15, 2020
これらは主にオフィスシーンで見られたものだが、ストーリーには何ら影響もない美術用品。しかし、ドラマ制作においては「関係のない、たかが小道具だから」といって、適当に買ってきたものを並べるようなことはしない。
監督や制作チームの意向を受け、演出に沿った小道具が用意されている。細部にまでこだわるからこそ、どのドラマにも専門の美術班がつくのだ。
そして、今回のドラマの視聴者は若年層や女性層。それゆえ、このターゲット層にウケが良い演出をしていくのが自然である。韓流のアイテムはこれらの考えのもと、細かく施された演出であって、それ以上でもそれ以下でもない可能性が高い。
ドラマの世界観の中で、ターゲット視聴者に合わせて用意された小道具たち。いちいちそこに政治的意図など存在しないのではないだろうか?
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このドラマに反日メッセージが込められているとする人たちは、なぜそこまで「韓国」に敏感に反応するのだろうか。世間の人間は、四六時中「韓国」を意識しているわけではない。
韓国に嫌悪感を持っているなら、見たくもないし考えたくもないと思い、避けるのが普通だ。しかし、彼らの頭の中は常に韓国のことでいっぱいのように見える。だからこそ、どんなドラマを見ても、そこに「韓国」の影を見いだしてしまうのかもしれない。