大地震の予兆を専門家が観測。異臭騒ぎ関東や東南海より切迫した地域とは

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関東近辺や東南海に注目が集まっているが――

6月から10月にかけて連日続いている、横浜や横須賀など三浦半島周辺での「異臭」騒動。青潮や石油タンク漏れなどの諸説が報道されているが、最も懸念されているのが「大地震の前兆」説だ。9月には静岡で異常湧水などが発生したこともあり、関東周辺では首都圏大地震の発生を心配する声が多くあがっている。

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そんな中、気象庁の発表によると10月19日午前3時28分ごろ、岐阜県美濃中西部を震源としたM4.1、深さ40kmの内陸地震が発生した。

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image by: 気象庁

揺れは岐阜県南部から愛知県全域、三重県、滋賀県、福井県、奈良県、京都府、静岡県、長野県と広範囲に渡っており、ネット上では早朝の内陸地震発生に、中部地方以南で囁かれる「東南海地震」の前兆か? とザワついている。

専門家が指摘する、予想外の「最も危険な地域」

しかし、専門家は南関東や東南海よりも、直近で最も危険な地域が別にあると指摘している。

メルマガ『週刊MEGA地震予測』の発行者であり、地震予測の権威として知られる村井俊治東大名誉教授が取締役会長をつとめる「JESEA 地震科学探査機構」は17日に号外を配信し、近く地震が発生する可能性がある地域の情報を配信した。

それが「北信越地方」だ。

北信越地方とは、北陸3県(富山県、石川県、福井県)と信越地方(長野県、新潟県)を合わせた地域。『週刊MEGA地震予測』は、この北信越地方で大きめの地震が起きる可能性があるとして、警戒を呼び掛けた。

村井俊治東大名誉教授とは?

今回の『週刊MEGA地震予測』号外を配信した「JESEA 地震科学探査機構」で取締役会長をつとめる村井俊治・東京大学名誉教授は、もとは地震学の専門家ではなく、「測量工学」の研究者だ。

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村井俊治・東京大学名誉教授

村井教授は、専門の測量工学が地震予測に応用できるのではないかと考え、地殻変動と地震発生の相関関係を調べたところ、過去に発生したM6以上の地震162件のうちのすべてで、発生前に「地殻変動の異常」があることを突き止めた。村井教授は、地震の多い日本に「地震予測」は欠かせないものであると考え、2013年1月に「JESEAジェシア(地震科学探査機構)」を立ち上げ、メールマガジン『週刊MEGA地震予測』の配信をスタートさせている。

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村井教授が注目した「電子基準点」のデータ

その村井教授が注目したのが、国土地理院が全国1300カ所に設置している「電子基準点」のデータである。電子基準点とは、地殻変動の監視、各種測量の基準点として利用されているGPSデータ。ここから送られてくるデータによって、設置された各地点の地表が水平・垂直にどれだけ動いたかが分かるという。村井教授らは、この電子基準点から得られるデータを元に「地震予測」を行い、予測された地震発生直前のメルマガで「警戒・注意」を呼びかけている。

今回の異常は、長野県茅野市にあるプライベート電子観測点で観測されたという。下記写真の中央、銀色の塔のようなものがその電子観測点である。

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村井教授がメルマガ『MEGA地震予測』にかける思い

村井教授には、あの東日本大震災の前兆を捉えていながら、情報を事前に配信できなかった過去の苦い経験がある。その反省から、たとえ予測が外れたとしても、何か大きな異常や予兆があれば伝えるべきだと考えているという。村井教授は、過去に以下のような発言をしている。

「地震予測の世界はまだ発展途上ですから、予測が外れてご迷惑をかけてしまうこともあるかもしれません。しかし“異常を公表するも外れる”のと、“異常を公表せずに被害者が出てしまう”のとでは、後者のほうが罪深い行為だと思うのです。予測が当たる、当たらないといった声に惑わされることなく、もし異常を見つけたら恐れずに“異常である”と発信する姿勢を貫いていきたいと思っています」

週刊MEGA地震予測』によると、今回の「北信越地方」の異常については次号(10/21配信号)で詳しく報告するとしている。どれほどの切迫度なのか、想定される震源や規模はどれくらいなのか、次号の配信を待ちたい。

備えあれば憂いなし

気象庁などの公的機関の情報を参考にするのはもちろん、地震の予知に関する研究を続けている機関の発行するメールマガジンを購読することも、防災に繋がる準備の一つではないだろうか。避難経路の確認、防災グッズの準備、そして地震メルマガの購読などで事前に情報を得ておくことは、来るべき巨大地震への備えになるだろう。今一度、改めて身の回りの「防災準備」をチェックしてみることをオススメしたい。

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image by: Shutterstock.com

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