「中身を見て!」は甘え。ショップ店員がナルシストであるべき訳

 

こういう点に関していえば、ヨーロッパの職人たちはさすがだなーと思わされます。つい先日、著名なショコラティエであるピエール・マルコリーニ氏が、あるコンベンションで最優秀賞を受賞していました。そのニュースのインタビューを見ていたのですが、これがまぁかっこいいわけです。単なる見た目の話だけではなくて、魅せ方を知っているというのか、とにかく動きから何からかっこいいんですね。私服の写真もよく出る方ですが、どれもこれもお洒落です。

たまたまマルコリーニの話題があったので、名前を出しましたが、ヨーロッパの一流シェフやパティシエの人たちは、皆一様に魅せ方を知っている感があります。一流と呼ばれる人たちは、例えファッションなどあまり関係のない世界の人だとしても、尽く自分がどう見えているかを意識しています。ブランディングという側面ももちろんありますが、だからこそそこに説得力が生まれるのです。

ナルシストになるくらいに自分に興味を持ち、相手によく見られるための努力をする。全業種の販売員に理解していただきたいことです。

今日の質問です。

  • 良い意味でナルシストであるためには、日頃からどんな意識が必要ですか?
  • 実際に人から見られる目をより良いものに変えるためには、どんな部分を改善しますか?

image by: Shutterstock.com

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【著者】 坂本りゅういち 【発行周期】 日刊

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