いつどこで大きな地震が起こってもおかしくないこの国でペットを飼う人は、自分のためだけでなく、ペットのためにも非常用持ち出し袋の準備が必要です。その中身として最低限用意すべきものを教えてくれるのは、メルマガ『佐藤貴紀のわんにゃんアドバイス』の著者で獣医師の佐藤先生。被災し、はぐれてしまうことも想定したアドバイスも伝えています。
いつ地震が来ても良いように、犬・猫の為に備蓄しておくもの10選
現代の日本は、地震や台風、大雨による水害といった大規模災害が多く発生しているため、いつ災害に巻き込まれるかわかりません。日曜日も、茨城で震度5弱の地震があったばかりです。明日、明後日大きな災害が起きてもおかしくないのです。
いざと言う時、愛犬や愛猫の命の守るためにはどうしたら良いのでしょうか? それは、普段から十分な備えをしておく事がとても大切です。今週は、万が一大きな災害が起きても慌てず、困ることがないように必要な「災害の備蓄」についてお伝えしましょう。
1)「備蓄」が必要な物10
基本的な備蓄品をご紹介します。非常用持ち出し袋を用意しておきましょう。
<備蓄セット10>
- ペットフード
- お水
- 食器
- 常備薬、予防薬
- 首輪とリード
- トイレ用品(猫砂やペットシーツ)
- 服(毛の飛び散り防止や防寒具になります)
- ワクチン接種やマイクロチップなどの書類
- 動物病院の診察券
- ハードキャリー(ケージ代わりになります)
2)写真を用意
愛犬、愛猫の写真も準備しておきましょう。万が一、被災してはぐれてしまったときに役立つと思います。特に、身体が写っているものや、毛の色など特徴が分かりやすいものが良いでしょう。
●まとめ
自然災害は本当にいつどこで起きるかわかりません。愛犬や愛猫とはぐれてしまう時もくるかもしれません。飼い主さんの連絡先が入った迷子札を普段から身につけてさせておくことも大切かもしれません。いざという時のために備えておいてください。
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