飛行機のパイロットに学べ。予定を立てる際はトラブルを想定せよ

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きちんと計画を立て仕事に取り掛かっているつもりなのに、なぜか予定通りに進まないという方、もしかしたらそもそもの「予定の立て方」に問題があるのかもしれません。今回の無料メルマガ『西谷圭一の一文無しから人生大逆転させた思考法!』では著者の西谷圭一さんが、自身の小型飛行機操縦経験を例に取り、予定を組む際に「トラブルを想定すること」を勧めています。

どうにも予定通りに作業が進まないって人は

飛行機って墜落することを前提に飛んでるってこと知ってますか?まぁ、墜落すること前提って言い方はないか。言うなら想定だねw パイロットって常に墜落を想定して備えをしてるんですよ。飛行機にとっては最悪の事態を想定して備えをしてるってコトです。

飛行機って基本的にアクティブセーフティな考え方なんです。もちろん設計段階ではパッシブセーフティが元になっていますけどね。

おいらが操縦する小型飛行機のエンジンでは、点火系統も燃料系統も2重になってるんですよ。メイン系統がダメになればサブ系統が使えるってことですね。で、飛んでるときは常にメイン系統をモニタしつつ、いつでもサブ系統に切り替えられるように備えている訳です。

それに加え、もし飛行中に何らかのトラブルが発生したときに、安全に速やかに不時着できるように不時着場所を考えていたりするのです。トラブルが起こってから不時着場所を探すのではなく、飛行中常に不時着できる場所を頭に入れて飛んでいる訳です。この場所でこの高度ならアノ場所に不時着できるなって考えてるのw トラブルが発生した場合に慌てなくて済むようにですな。

パイロットライセンス取得のために訓練を受けるようになってから、おいらの中にはこの「トラブルを想定しておく」が定着したんですよね。例えばクルマを運転していても「ここでタイヤがバーストしたなら…」と、最悪の状況を想定してトラブルが起きても慌てないで済むようにしてる訳です。

毎日のネット作業でも同じなんですよねルーティンワークをしていようとも新しい作業をしていようとも、ここでトラブルが起こったらどうするかってことを想定して作業をする。メルマガの原稿を書きながら「ここで停電が起きたら」と、常にトラブルを想定してバックアップを取っているんですよねw

だから、おいらの作業スケジュールの組み方は、トラブルが起こることも想定してスケジュールを組むんですよね。トラブルなく予定通りに進めば完成時間は早くなる。トラブルが起きても予定時間内に作業が終わるように。

どうにも予定通りに作業が進まないって人は、トラブルを想定して予定を組んでみるといいですよ。備えあれば憂いなしってコトですな。

まぁ、酒を呑むときは想定外に呑んでしまうことが多いですが…w

image by: Shutterstock.com

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【著者】 西谷圭一 【発行周期】 日刊

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