例えば、iPhoneが誕生したのが2007年。つまり、今の中学1、2年生くらいの人が生まれた時点でiPhoneは存在していたわけですが、その当時の高校生は今はもう30代に入りつつあります。スマホなしの生活など考えられないのは当然の話です。
エアマックス狩りが流行り出したのも、1996年頃。それから24年は経っているのですから、当時エアマックスをこぞって買っていた人たちは、今はもう50代になっています。エアマックスなんて若者が履くものというイメージだったのが、今の50代の人たちにとっては当たり前に履いているシューズだったわけで、その感覚は今もなお持たれているわけです。
にもかかわらず、何となくのイメージで、「この世代にはもう受けない」「この世代の人たちはこういうものなんだ」と感覚的に決めてしまってはいないでしょうか。その感覚は時間の流れを無視した、昔からあるだけの単なるイメージなのかもしれません。これを払拭することもまた、今のお客様に合わせた提案に繋がることになりそうです。
今日の質問です。
- 自分よりも30歳年齢が高い、もしくは若い人が持っているであろう感覚をイメージしてみてください。
- 実際にその通りの感覚でいるでしょうか?ネットで調べたり、その世代の人に直接聞いてみて確認してみましょう。
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