なぜ、顧客を大事にする店ほど「手書きの一筆」にこだわるのか?

 

接客業では、特にお客様個々人との関係をしっかり築いていこうというタイプの店では、こうしたちょっとしたことが、コミュニケーションを円滑にしてくれることがあります。これには一応やると良いタイミングや、やり方というものも存在しているように思います。

私の場合は、自分がその場にいない場合にやることがほとんどです。自分がその場にいて何かをお渡しするなどであれば、何も書かなくても言葉で伝えられます。でも、自分がそこにおらず、お客様が店を後にされてから見られるような場合は、一筆書いておけば、本来直接伝えられる言葉を代弁できるわけです。配送で商品を送る時などは、まさにこれに当てはまりますね。

またあまりに長々しい文章を送るのは、逆に余計なプレッシャーを与えがちです。それが話題になることもなくはないですが、日常的にということを考えると、小さいメッセージカードに1行でもあればそれでも十分です。大事なのは気持ちであって、文章の量では決してないからですね。

自店で一筆書くことで、お客様に気持ちよく受け取ってもらえるというタイミングはないでしょうか?ほんの1行がお客様との関係性を円滑にしてくれるかもしれません。

今日の質問です。

・一筆認めることで、どんな効果が生まれると思いますか?
・自店で活用できそうなことはありますか?

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【著者】 坂本りゅういち 【発行周期】 日刊

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