滝沢秀明の“Jr.大量リストラ”に「ちょ待てよ」キムタク反旗か。女帝静香が後押し ジャニーズの救世主はどっちだ?

2021.01.18
by tututu
 

Jr.のリストラはタッキーの温情なのか

これだけ見れば、滝沢氏が数々の不祥事に激怒して、ジャニーズJr.に厳しいリストラを行う形に見えるが、一方でメンバーのことを思うからこその温情ではないかとの見方もある。

昨年8月、川崎市多摩区の住宅に侵入し、60代女性を縛って現金14万円とキャッシュカード数枚を奪った「アポ電強盗事件」を起こしたとして、元ジャニーズJr.のメンバーが逮捕された。

カミュー・ケイドという芸名で活動していた20代男性は、2007年に放送されたドラマ「3年B組金八先生」(TBS系)にも出演、将来を有望視された時期もあった。

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また、インターネットカフェで就寝中の利用客の財布などを盗む犯行を繰り返し、逮捕された元ジャニーズJr.などもいる。

ジャニーズ事務所を退所後、悪事を働いたり、路頭に迷うメンバーが相次ぐ背景には、社会人として未成熟なまま世に出てしまうことが考えられる。

現在のルールではジャニーズJr.の一員でいようと思えば、ダラダラと在籍することができてしまい、結局はそれが本人のためにはならない。

200人以上いるJr.からデビューを掴み取り、活躍することができるのはほんのひと握り。だとすれば、早いうちに別の道へ進むきっかけを与えてあげようという思いが滝沢副社長にはある。

それゆえ、25歳や30歳という区切りの良い年齢ではなく、22歳という早い年齢設定になったことが予想できる。

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工藤静香の力を借り、社長の座を狙う木村拓哉

滝沢氏を中心に行われていくこの方針に待ったをかけそうなのが年配ジャニーズたち。なぜなら、滝沢氏が敷く恐怖政治を恐れているのは、Jr.だけではなくすでにデビューを果たしているジャニーズたちも同じだからだ。

いくらJr.の数を整理しても、上が詰まっていたのでは意味がない。かつてのジャニーズ事務所は一時代を築いたグループは早々に解散して後進に道を譲り、新陳代謝を繰り返して新しいスターを生み出してきた。

しかし、現在は30代や40代のデビュー組が居座り、ジャニーズ枠を食いつぶしている。ここにメスを入れなければ、滝沢氏の改革は意味がない。

そこで注目が集まっているのが木村拓哉(48)の動向。

昨年11月にジャニーズの長男と言われたマッチこと近藤真彦(56)が25歳年下の30代女性と不倫騒動を起こして失脚。無期限の活動自粛に追い込まれた。

事実上、東山紀之(54)に次ぐナンバー2となった木村だが、事務所への貢献度やカリスマ性は東山より上。実際に現在のジャニーズたちは木村を慕う者が多く、タレントたちの代表というようなポジションになっている。

木村はジャニーズ事務所“社長の座”を狙っているともいわれ、このリストラ案を利用して反旗を翻す可能性もある。滝沢氏の決断に反対するジャニーズタレントたちの支持を得られれば、救世主として一気に社長のイスが近づくだろう。

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そんな木村を裏で操っているのが、妻の工藤静香(50)。ソロとなり、先行きが不安視されていた木村を再ブレイクさせたのも、静香の内助の功があったからと言われていて、その敏腕プロデューサーぶりで、キムタクをジャニーズの社長にすることも夢ではない。

もしかしたら、ジャニーズJr.のリストラをきっかけに、木村拓哉vs滝沢秀明副社長という構図になるかもしれない。

いずれにせよ、これまで触れられることのなかった領域に足を踏み入れ始めた滝沢氏。ジャニーズ事務所が大きな転換期にきていることだけは間違いない。

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