「自作自演だ」いじめ被害の小4女子に校長と教頭が吐いた暴言

 

編集後記

新型コロナ感染症の問題は深刻ですね。テレビでは国民全体からすればごくわずかなことだと示すようなものもありますが、感染症自体に恐ろしいと思うのは当然のことだし、事実としてコロナによって命が奪われている現在、コロナ対策に行政が全力を向けるのは当然のことだと思います。

しかし、一方で関連する問題として、経済的な問題や将来が見えない不安など、強いストレスや事実上の生活苦が存在し、それによって自ら命を絶ってしまう悲しい問題が起きています。これはもはや、政府を含め行政や環境による人災であると言わざるを得ません。

こと、いじめに関し、いじめの末その行為で命を奪われる自死問題もありますが、学校や教師、教育委員会や地域社会の対応によって、いわゆる二次被害を受け、その末に命にかかわる問題が発生することがあります。冒頭の新型コロナ感染症問題とあわせてみれば、これも二次被害としての人災といえるのだと思うのです(そもそもいじめは人が行うので、ある種の人災ともいえますが…)。

二次被害による問題は、いわゆる対応の問題が最も多く、その根底には知識不足や想像力欠如などが挙げられます。ですから、いくらでも防ぎようはある問題であるのです。

しかし、どの地域もいつまで経っても、本気で対応しようともしないから、その数は日に日に増え、減少傾向となることもないままに被害者ばかりが増え続けていくのです。

そろそろ本気でやりませんか?今まで私はそう問いかけてきましたが、それも疲れました。いっそ、できないなら、しがみ付いていないで、できる人や組織に依頼したらどうですか?と思います。無能対応のせいで、被害者が増えるのは組織的な問題であり、ある種の公害のようなものです。

少々熱くなってしまいましたが、今日はこの辺で。

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社会問題を探偵調査を活用して実態解明し、解決する活動を毎月報告。社会問題についての基本的知識やあまり公開されていないデータも公開する。2015まぐまぐ大賞受賞「ギリギリ探偵白書」を発行するT.I.U.総合探偵社代表の阿部泰尚が、いじめ、虐待、非行、違法ビジネス、詐欺、パワハラなどの隠蔽を暴き、実態をレポートする。また、実際に行った解決法やここだけの話をコッソリ公開。
まぐまぐよりメルマガ(有料)を発行するにあたり、その1部を本誌でレポートする社会貢献活動に利用する社会貢献型メルマガ。

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