「彼氏はM系ばかり」3倍返しボコボコ伝説
そうなると気になってくるのは、ドSな菜々緒の男性の好みだろう。彼女は噂レベルも含めて、これまで何度も交際をスクープされてきた過去がある。
古いものだと2011年、最近ではボディビルの人としても広く知られるようになった人気歌手・西川貴教(T.M.Revolution)とラジオでの共演をきっかけに交際。彼女が今ほどの知名度はなかった頃の話だ。
他にも、モデル仲間でタレントのJOY(彼サイドは交際を否定)、2013年のドラマ『ミス・パイロット』で共演した年下の俳優・間宮祥太朗、auのCM「三太郎シリーズ」で共演している俳優の菅田将暉と売れっ子がズラリ。
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こうした報道に対してコソコソせず、いつも堂々としているのも彼女っぽくて好印象だ。
前述の「しゃべくり007」では、昔付き合っていた彼氏の傾向を聞かれ、キッパリ「そうですね。M系」と答えていたので、もしかしたら彼らも……? などとつい下世話な想像をしてしまった。
なお同番組では、「彼氏とケンカしたら、手が出たりする?」という質問に、男に顔面を殴られてキレて3倍返しでボコボコにしてやったという武闘派エピソードも披露していた。
こうなると、もうMとか関係なしに「すいません……」と尻に敷かれるしかないような気もしてくる。
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ドSキャラを演じることに快感を得る菜々緒
さすが「“悪女”が似合う女優ランキング」で幾度も1位に輝いてきた女優だけあり、菜々緒には、これまでたくさんの「強面」「近づきにくい」キャラクターの役がオファーされてきた。
一方で、ごく稀にではあるが非悪女・非クールビューティー系の役にも挑戦し、そのギャップが注目されたこともある。
例えば、2019年に出演したドラマ『4分間のマリーゴールド』(TBS系)では、余命1年の女性と言う、初めてのナチュラル系ヒロインに挑戦し、視聴者に強い印象を残した。この時のインタビューで、「心がけていること」を問われた彼女は、
キツイ印象をもたれることが多いので常に笑顔を意識して、真剣な表情をしていても、なるべく怖い顔にならないように気をつけています。でも、これまで演じてきた役柄のせいか、普通に挨拶をしただけでも「あ、いい人なんだね」って言ってもらえるから(笑)、役柄がプライベートに悪影響をおよぼすことってまったくないんですよ。
(web「タウンワーク マガジン」2019年11月01日)
と、「悪女」「ドS」といった世間のイメージに対して、どこまでも自然体で応えている様子が印象的だった。
実際にそうなのか、それともキャラ作りなのか。本当の本当の素の部分は分からない。
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しかし、少なくとも「本当にそうかも?」というファンタジーを見せてくれ続けてくれる限りにおいては、彼女はどこまでもドSでクールビューティーな女王様として、我々の上に君臨し続けるに違いない。