毎週火曜日22時から放送されている連続ドラマ『オー!マイ・ボス!恋は別冊で』(TBS系)。これまで視聴率2桁台を順調にキープし、2021年最新ドラマ枠の中でも注目の一作となっている。本作は、上白石萌音(22)が演じる人並み&安定志向の主人公 が成長していく姿を描くお仕事ラブ・コメディだが、ドラマの中で「怖い上司」を演じる菜々緒(32)の、板につきまくった“ドSキャラ”が注目されているのだ。
菜々緒が新人をシゴく鬼上司を好演
菜々緒の演じる宝来麗子 (ほうらい・れいこ)は、最年少でファッション誌の編集長に抜擢された敏腕で、いわゆるバリキャリだ。映画『プラダを着た悪魔』を想起させるこの鬼上司は、プロ意識の高さゆえに、「できないです」「人並みでいいから普通の仕事がしたいんです」と弱音を吐く主人公にバシバシと冷徹な言葉をぶつけていく。
- 「人並みの根気すらもないのね」
- 「普通や人並みなんておこがましいんじゃない?」
- 「人並みでいいとか言って、努力することから逃げているだけ」
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と、一切容赦ない。自分だったら……と想像すると心がポキリと折れそうだ。さらに主人公は、ペーペー状態にもかかわらず、いきなり人気漫画家を口説き落とせという無理難題を振られ——。
ほぼ笑顔なし。笑ってもその表情が怖い。菜々緒の、どこか能面を思わせるクール・ビューティーさと立ち居振る舞いが、このストイックで冷徹な女編集長の存在を際立たせていることは間違いない。
キャラ作りかではない菜々緒の“ドS”ぶり
ハマり役ゆえ、つい「プライベートもドSなんじゃ?」なんて想像もしてしまうが、彼女の過去の発言を見る限り、どうやらそれは「イメージ通り」なようだ。実際、これまでに出演した「しゃべくり007」(日本テレビ系)、「A-Studio」(TBS系)といったバラエティ番組では、堂々たる「ドSです」発言を残している。
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こういう話があると、「まあ、キャラ作りでしょ」などと穿った見方をしてしまうところだが、大学時代のサークルの自己紹介文に「特技:ローリング○○、一言:かかってこいや」とオラついた迷言を残している。
これまでに披露された具体的なエピソードの数々からも、そのガチっぷりが伝わってくる。
例えば、「A-Studio」では、かつてバラエティ番組で共演していた次長課長の河本準一が冗談でキスをするフリをしたので、思いっきりビンタをかましてやったというエピソードが披露されていた。
さらには、河本には酔った勢いで激熱のグラタンを食べさせたこともあるとか。この番組内で菜々緒が放った「大好きなんです、痛がってる男の人が」という女王様発言には、悶絶するM男が続出したであろうことは想像に難しくない。
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筆者は別にそういった趣味はないが、相手が菜々緒なら「僕はMにでもなる」と歌うのもやぶさかではない(たぶん)。